F1バーレーンGPが今年日程を変更して開催される可能性はほぼなくなった。バーレーンのハマド国王は15日、反政府デモの激化を受け、3カ月間の非常事態宣言を発令。軍に「国家と国民の安全を守るためあらゆる手段」を使う権利を与えるとの声明を発表した。先週、FIAはバーレーンに今年レースを開催できるかどうか5月1日までに回答するよう要請していたが、今回の非常事態宣言により、期日までに回答が得られる可能性はほぼなくなった。
AP通信によると、首都マナマでサウジアラビア軍の兵士1名がデモ隊参加者に銃撃されて死亡。14日にはデモ対策に協力するためサウジアラビア軍約1000人とアラブ首長国連邦の治安部隊約500人がバーレーン入りしており、外国政府の介入を野党勢力は「宣戦布告にあたる」と反発を強めている。
全文を読む