F1の最高権威バーニー・エクレストンは、F1バーレーンGPが夏に開催される可能性を除外。代わりにシーズン後半に開催することを目指していると述べた。今週初め、バーニー・エクレストンは中止になったF1バーレーンGPが8月の夏休み期間に組み込まれる可能性を示唆していた。だが3日(木)、バーニー・エクレストンはF1バーレーンGPがシーズン終盤に組み込まれる可能性を示唆。今年のレースを失わないためにあらゆる手を尽くすと主張した。
「我々に何ができるか、ラウンドを入れ替えることができるかを調べている。おそらく、ブラジルなどは入れ替えることができるだろう」とバーニー・エクレストンは BBC にコメント。「バーレーンが平和になるかどうかはわからない。だが、もしそうなるなら、方法を見つけるつもりだ」「現地の人々は、我々の非常に大きなサポーターであり、より大きくなってきている。初めてバーレーンでスタートしたときよりもずっと多くの支持を得ているし、彼らがレースを望むなら彼らのために提供したい」「8月は忘れてほしい。40度は観客がグランドスタンドに座るには暑すぎる」バーニー・エクレストンは、来週初めにも決断を下すと述べた。「その通りだ。世界評議会の前にそれを提案する必要がある」またバーニー・エクレストンは、F1バーレーンGPを中止するという決定により、F1が損害を受けたとの報道を否定した。「いいや、まったくない。バーレーンで状況が平和に解決することを願っている。今年後半にスロットを見つけられるようにしたい」「私は国には関係していない。国家を運営する人々は、正しい決断だったかどうかを決定するに相応しい人物だった。彼が考えたことが正しい決断だった。私は彼がそうしたと確信している」「私が現地にいたらより多くの動揺を与えたかもしれないが、私にはわからない。だが、起こったことを残念に思っている。F1を中止したことによって、そのような人々がより多くの宣伝を得てしまったのだからね」