マッサの代役としてヨーロッパGPで10年ぶりにF1レースに復帰したルカ・バドエルだが、復帰初日にピットレーンで3度のスピード違反を犯した。スチュワードの報告によれば、ルカ・バドエルは14時11分、14時21分、14時44分にそれぞれ時速2.7km、6km、5.9kmのスピード違反を犯したという。最初の2回のスピード違反で2,400ユーロ(約32万円)の罰金を受けたバドエルだが、3回目の違反でスチュワードの怒りを買い、さらに3,000ユーロ(約40万円)の罰金が科せられた。
ルカ・バドエルは、初日のフリー走行を18番手タイムで終えている。またルカ・バドエルは、マッサのクラッシュ以前に、フェラーリと2010年の新しい契約について話し合っていたことを明かした。「ハンガリーのあとは全てがわからなくなっている。正直、来年どうなるかはわからない。どうなるか様子をみてみるよ」とバドエルは語る。このバドエルのコメントにより、パドックにはジャンカルロ・フィジケラが来年フェラーリのテストドライバーになるとの噂が広まっている。
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