2025年F1アゼルバイジャンGP 決勝の結果・タイムシート。9月21日(日)にバクー・シティ・サーキットで2025年のF1世界選手権 第17戦 アゼルバイジャングランプリの決勝レースが行われた。優勝はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。2位にジョージ・ラッセル(メルセデス)、3位にはカルロス・サインツJr. (ウィリアムズ)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は6位だった。
フェルスタッペンがバクーを制す──レッドブルに連勝と今季4勝目ポールから危なげなく先行し、最終盤もファステストで締めてチェッカー。モンツァに続く2連勝で、今季4勝目を挙げた。ハードでのロングランとピット後のミディアムが機能し、終盤はエンジンを抑える余裕も見せた。ラッセル2位、サインツがウィリアムズに2021年以来の表彰台メルセデスはラッセルをハードで引っ張る戦略が的中して2位。ウィリアムズのカルロス・サインツはアンドレア・キミ・アントネッリの追撃を終盤まで抑え、念願の3位フィニッシュでチームに久々の表彰台をもたらした。王者争いに波紋──オスカー・ピアストリがスタートでつまずき1周目にクラッシュピアストリはスタートで手順が乱れ最後尾に落ち、続くロックアップで壁にヒットして唯一のDNF。ライバルのランド・ノリスはP7で6点を加算し、ポイント差は25に縮小した。中団の主役はローソン──P5死守、角田裕毅P6、ノリスP7アントネッリが4位を堅持する一方、リアム・ローソンは終盤まで角田裕毅とノリスの圧力を受けながらP5を守り切った。角田裕毅はDRSが使えない場面でも粘り強く6位完走。ノリスはピットの遅れもあり7位どまり。見どころの攻防──表彰台争いとP5トレインサインツ対アントネッリの表彰台争いは周回ごとに差が増減する接戦。中団ではローソンを先頭に角田裕毅、ノリス、ルイス・ハミルトンが連なる四つ巴に。ターン1のブレーキング、ターン2〜4の立ち上がりで何度も仕掛けが試みられたが、決定打は生まれなかった。勝敗を分けた戦略とタイヤハード勢(フェルスタッペン/ラッセル)のロングスティントと適切なピットタイミングが功を奏した。ウィリアムズはアンダーカット警戒でサインツを早めに入れ、終盤の年齢差タイヤで守り切り。マクラーレンはノリスのフロント右で手間取りタイムロス。軽い降雨の報告やチームオーダーの入れ替えもあったが、最終的に隊列は安定してゴールした。2025年F1アゼルバイジャンGP 決勝 結果・タイムシート順位NoドライバーチームGAPINTPOSPIT11マックス・フェルスタッペンレッドブル  - 01263ジョージ・ラッセルメルセデス14.60914.609↑ 31330カルロス・サインツJr.ウィリアムズ19.1994.590↓ 11412アンドレア・キミ・アントネッリメルセデス21.7602.561- 01555リアム・ローソンレーシングブルズ33.29011.530↓ 21622角田裕毅レッドブル33.8080.518- 0174ランド・ノリスマクラーレン34.2270.419- 01844ルイス・ハミルトンフェラーリ36.3102.083↑ 41916シャルル・ルクレールフェラーリ36.7740.464↑ 11106アイザック・ハジャーレーシングブルズ38.9822.208↓ 211198ガブリエル・ボルトレトザウバー67.,60628.624↑ 211287オリバー・ベアマンハース68.2620.656↑ 311323アレクサンダー・アルボンウィリアムズ72.8704.608↑ 621431エステバン・オコンハース77.5804.710↑ 621514フェルナンド・アロンソアストンマーティン78.7071.,127↓ 411627ニコ・ヒュルケンベルグザウバー80.2371.530↑ 111718ランス・ストロールアストンマーティン96.39216.155↓ 311810ピエール・ガスリーアルピーヌ1L15.677- 011943フランコ・コラピントアルピーヌ1L2.460↓ 31DNF81オスカー・ピアストリマクラーレン  ↓ 11 
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