2021年 F1アゼルバイジャンGP 決勝 ハイライト動画。6月6日(土)にバクー市街地サーキットで2021年のF1世界選手権 第6戦 F1アゼルバイジャンGPの決勝レースが行われた。日曜日のバクーは晴れ。気温は25.4度、路面温度は44.3度のドライコンディションでスタートしたレースは大波乱。快適にトップを走行していたマックス・フェルスタッペンが47周目に突然左リアタイアがバーストしてウオールにクラッシュ。レースは49周目に赤旗中断となった。
実質1周の形でスタンディングスタートでレースは再開。ここでも再びドラマが起きた。2番グリッドのルイス・ハミルトンが1コーナーでオーバーシュート。エスケープゾーンに逃れることを余儀なくされ、ポイント圏外へと脱落する。優勝はセルジオ・ペレス。レッドブル・ホンダF1に移籍後初勝利。通算2勝目。6番グリッドからスタートしたペレスはスタートで4番手に浮上すると、18周目に3番手に浮上。トップのルイス・ハミルトン(メルセデス)が12周目にピットインするとフェルスタッペン-ペレスの1-2体制でレースを進めていた。フェルスタッペンのリタイアによってトップとなり、チェッカーを受けた。2位はアストンマーティンF1のセバスチャン・ベッテル。昨年のF1トルコGP以来となる移籍後初表彰台。新生アストンマーティンとしても初表彰台。第1スティントを伸ばしたベッテルはアストンマーティンとして初めてラップリーダーとなった。3位はアルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリー。リスタートで一度シャルル・ルクレール(フェラーリ)に抜かれるが、再び抜き返して3位でフィニッシュ。自身3回目の表彰台を獲得した。チームメイトの角田裕毅は7位でフィニッシュ。9位入賞の開幕戦以来、2度目の入賞&ベストリザルト更新となった。メルセデス勢はバルテリ・ボッタスが12位、ルイス・ハミルトンが15位とノーポイント。ドライバーズ選手権はマックス・フェルスタッペンが4ポイントリードのまま首位をキープ。コンストラクターズ選手権ではレッドブル・ホンダF1がメルセデスとの差を26ポイントに広げた。
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