2023年F1第10戦オーストリアGPの予選でトップ10入りしたドライバーのコメント。レッドブルリンクでの公式予選では、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が4戦連続となるポールポジションを獲得。トラックリミットを気にして全開ではプッシュしていないにしろ、2番手には0.048秒差でシャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)が続いた。
1番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)「レッドブル・リンクでポールが取れてうれしい。トラックリミットのせいで、一筋縄にはいかない予選だった。ホワイトラインを見極めるのがとても難しく、多くのドライバーたちが同じように引っかかっていた。今日は思い切ってプッシュすることができなかったので、その代わりに周回を重ねる必要があった。このサーキットは1周が短いので、全車の距離が近い中で走らなくてはいけない。レースウイークは始まったばかりなので、明日はまた違う展開になるだろう。今日はマシンがとても速かったし、僕たちがリードできていたことが一番のポジティブな結果だと思う」2番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)「ようやく予選でクリーンな走りができたし、フロントロウに戻れて気分がいい。ここ3戦はマシンのフィーリングが少し良くなっていて、Q1とQ2ではQ3でのあのラップをビルドアップことがすべてだったし、最後のラップにすべてを注ぎ込むことができて、マックスにかなり近づいた。レッドブルにあそこまで迫れるとは思っていなかったので良い前進だし、予定より早くシュピールベルクにアップデートパッケージを持ってくることができたのは、ここ数週間のファクトリーのみんなのおかげだと感謝している。本当に印象的だし、今日の好パフォーマンスにつながった。あとは明日と日曜日のレースでそれを確認する必要がある。スプリントから一貫性に集中する必要があるし、日曜日にモントリオールと同じようなレースペースがあるかどうかを確認したい」3番手:カルロス・サインツ(フェラーリ)「日曜に2番手と3番手からスタートするので、全体的には僕にとってもチームにとってもポジティブな一日だった。クルマは一日を通して力強さを感じたし、最初から速かった。僕たちのペースが他のマシンと比べてどうなのかはまだわからないけれど、明日と日曜日のレースがとても楽しみだ。良い結果であるけど、僕たちはFIAと協力して、トラックリミットをより迅速かつ効率的に決定する別の方法を見つける必要があると思う。Q2の最初のアテンプトでは良いラップを刻めし、すでにQ3の準備をしていたけど、ラップに疑問があったことで再び出なければならなかった。それによって、明日のスプリント予選のために余分に取っておいたソフトのセットを使わなければならなかった。でも、ラップは削除されなかったし、回避できた可能性がある」4番手:ランド・ノリス(マクラーレン)「4位という結果にはとても満足している。今シーズン最高の予選セッションのひとつだった。マシンのフィーリングも良かったし、自信もあった。予選を通して少しずつ良くなっていったし、満足している。チームはこのレースのためにアップグレードの準備で驚くべき仕事をしてくれたし、今日の結果を得るために素晴らしい仕事をしてくれた。最終コーナーでちょっとしたミスをして3位を逃してしまった。もう少しポジションを上げることができたと思うので少し悔しいけど、同時に4番手を受け入れるつもりだ。だから、満足だ。日曜日に向けていい位置にいるし、明日も同じように頑張りたい」5番手:ルイス・ハミルトン(メルセデス)「今日は厳しいセッションだったけど、ありがたいことに僕たちは乗り切ることができた。このコースはこれまで僕たちのクルマにとって常に課題であり、今日もそれが現れたので、5番手を受け入れるつもりだ。日曜日のレースをスタートするには良い、強力なポジションだ。レースペースで正確にどの位置にいるのかはまだよく分からないけど、おそらく3番手か4番手だろう。自分たちに集中して、できるだけ早く動けるように努めているので、一晩ハードワークして、天候や気温にもよるけど、明日のスプリント予選でより良い結果を出せるように頑張るよ」6番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)「今日のAMR23の感触には満足しているし、最終ラップにも満足していた。予選セッションで得られるものはすべて得られたと思う。トラックリミットは厳しかった。高速コーナーに集中しようとして、何周かラップタイムを抹消されたけど、それはみんな同じだったし、このサーキットでは慣れ親しんでいることだ。明日のスプリントイベントでは少し厳しい気象条件になる可能性があるようだ。日曜日のレースに向けて、堅実なスタートポジションを獲得できてよかった」7番手:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)「予選セッション後を終えて気分はいい。ここでの予選はラップタイムが非常に接近しているのでいつも激しい。3つのセッションを通してタイミングボードを見ると、何台ものマシンの間にコンマ2~3秒差だった。Q2でラップタイムを1つ抹消されてしまったで、次に進むためにタイヤを1セット増やさざるを得なかった。Q3ではニュータイヤを履くチャンスが1回しかなかった。6番手と7番手は僕たちにとって強力なスタートポジションだ。 明日は雨の可能性があるし、日曜日はドライコンディションになるかもしれないので、天気は面白くてエキサイティングだ。クルマのフィーリングはいいから、残りの週末に向けて楽観的に考えている」7番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)「Q3はいつだって良いニュースだ。レースは難しいものになることは承知しているけど、今回もスムーズな予選ができてうれしい。クルマからすべてを引き出したし、自分もチームもクリーンな仕事ができた。ポジティブなことだし、今日のためにはとてもいいことだった。1時間のセッションはとても短いし、予選に向けて少し準備しなければならないからね。明日は最初の読みと、どうなるかについての最初の答えが得られるだろう」9番手:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)「トラックリミットのインシデントが重なり、誰にとってもトリッキーなセッションだったし、すべてを最大限にプッシュして、できるだけ多くのラップタイムを引き出すと同時に、特に最後の2レースではリミット内に留まることが重要だった。特にここ2戦はトラブルのないセッションを目標にしていたので、...
全文を読む