2022年F1第11戦オーストリアグランプリのスプリントでトップ10入りしたドライバーのコメント。レースは、ポールポジションからスタートしたマックス・フェルスタッペンが1コーナーを制し、その後はレースを支配。後続に1.675秒差をつけてトップでチェッカー。決勝のポールポジションと8ポイントを手にした。
スプリントでは8位のドライバーまでポイントが付与される。1位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)「レッドブルリンクでスプリント優勝を飾れて気分が良い。ギャップを築くためには最初の2周が重要だったけれど、そのあとはペースを維持するだけでよかった。もちろん、スプリントだけでは明日のレースに向けた全体像は掴めない。でも、僕たちとフェラーリのペースは互角だ。明日も厳しい戦いになると予想しているし、ハードタイヤも使うことになるから、ハードタイヤがレースでどのようなパフォーマンスを見せるのか興味深い。レースでは何が起こるかまったく予想できないので、戦略で好判断を下すことがとても重要になる。簡単な展開にはならないと思うけれど、レースを楽しみにしている」2位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)「かなり良いスタートを切った。最初にマックス(フェルスタッペン)とのバトルがあり、少しギリギリだった。その後、カルロスが僕をオーバーテイクしたけど、ターン4でポジションを取り戻すことができた。レース終盤にプッシュできるように最初の数周はとにかくタイヤのマネージングに集中していた。ペースを上げることができたし、タイヤの感触も良かったので良いプランだった。バトルで少しタイムを失ってしまったけど、楽しかったし、今日の全体的な結果と言う点ではそれほど変わらなかったと思う。明日のレースではタイヤマネジメントがキーになると思うし、エキサイティグなレースになると思う」3位:カルロス・サインツ(フェラーリ)「今日は良いレースだった。マックスとシャルルとのバトルになった最初の数周は特にね。スタートでターン3でマックスを抜くチャンスがあったし、全力を尽くしたけど、アウトサイドで踏ん張ることができなかった。最初の数ラップの後、自分のリズムを取り戻すまでタイヤとバッテリーをリカバリーしなければならなかったし、今日はほぼそれが決め手となった。明日はリアルなレースだし、同じポジションで最初からやり直す。上位の僕たちは皆、非常に拮抗しているし、タイトな戦いになるだろう。今日は僕たちのライバルの方が少しペースがあったと思うけど、明日は彼らにチャレンジするためにベストを尽くす」4位:ジョージ・ラッセル(メルセデス)「まずは今日の車を準備してくれたガレージのみんなに感謝したい。チームの多大な努力だったし、ポイントを獲得できてよかった。パフォーマンスに関しては予想以上にギャップがあった。23周後に13秒遅れていたので、ほぼ1周あたり0.5秒近く遅れていたことになる。なぜペースが落ちたのか理解するために一晩かけて作業する必要がある。小さなことが違いを生む可能性がある。タイヤをマネージするのは簡単ではなかったし、ダウンフォースレベルのアプローチの違いが明日は役割を果たすことになるだろう。でも、やるべきことがあるのは間違いない」5位:セルジオ・ペレス(レッドブル)「良いレースだったし、良いリカバリーができた。スタートを上手く決めて、トラブルを避けられたけれど、ルイス(ハミルトン)とは際どい場面があったし、ターン3に向けて多くのドライバーが並走していた。今日のスプリントでは最善を尽くせたし、強力なリザルトが得られた。集団をかわしたあと、ラッセルまで少し離れすぎていた。4番手まで挽回できれば良かったけれど、5番グリッドからでも戦える。今回のスプリントレースでは、明日表彰台に上がるための教訓が得られた。日曜日のレースでは忍耐がカギになるということだ。レースでは、スタートを上手く決めて最初から優勝争いに絡めるようにしたい。今日は1周目で4つポジションを上げられたけれど、明日も同じことができると良いね。マシンにはまだ引き出せるポテンシャルがあるので、レースが楽しみだ」6位:エステバン・オコン(アルピーヌ)「今日のスプリントで6位になったことには間違いなく満足している。まともなスタートを切り、最初の数周でケビン(マグヌッセン)の前を出ることができた後、両方のハースに対して健全なアドバンテージを築いた。ジョージ(ラッセル)のメルセデスは僕たちにとって速すぎた。明日のグランプリに向けてグリッド上で良いスタートポジションを確保し、途中でいくつかのポイントを獲得できたので、最終的には今日を最大化できたと感じている。インラップ中にターン1で車を止めざるを得なかったので、もう1周あったら今日のストーリーは違っていたかもしれない。現在、チームは何が起こったのかを調査しており、明日にむけて準備を整えることができると確信している」7位:ケビン・マグヌッセン(ハース)「このような結果を達成できるとは予想していなかった。午前中のプラクティスの後は特にね。良くは見えなかったし、感触も良くなかったので、いくつか変更を施したけど、車はパルクフェルメ状態にあるので、変更できる量はとても制限されていた。変更は機能したし、レースにむけてペースは多かれ少なかれ戻った。僕たちは2ポイントを獲得できたし、とても満足している。昨日のパフォーマンスを考えれば、僕たちは確実に戦える。明日またトライするのを楽しみにしている」8位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)「今日はなんとか生き延びられたことに感謝している。チームは昨夜と今朝、車を元に戻すために素晴らしい仕事をしてくれた。彼らに心から感謝する。ほぼ1つのピースで戻せたことをうれしく思う。良いすたーとを切ることができず、ターン1でピエール(ガスリー)が僕の前を横切って移動した。右にかなりのスペースがあるときにドライバーがそうする理由が理解できない。それについてどうすることもできなかった。その後、ターン3でもウィリアムズとレッドブルと同じことが起こった。いくつかダメージを負ったけど、少なくとも続けることはできた。そこからはとにかくキャッチアップすることを目指した。僕たちはストレートで遅かったので、前の車をオーバーテイクするためにDRSトレインを外れるのを待たなければならなかった。それがミックの前に出るのに数周か買...
全文を読む