2025年F1 オーストラリアGP フリー走行3回目の結果。3月15日(土)にアルバート・パーク・サーキットで2025年のF1世界選手権 第1戦 オーストラリアグランプリのフリープラクティス3が行われた。土曜日のメルボルンは晴れ。60分間のFP3セッションは気温32度、路面温度38度のドライコンディションでスタートした。前日クラッシュを喫してFP2に出走できなかったオリバー・ベアマン(ハース)が最初にコースインした。
そんな中で、不動の王者マックス・フェルスタッペンは史上2人目の5年連続世界チャンピオンに輝くのか。それとも新たなチャンピオンが誕生するのか、激戦必至のシーズンになることは間違いない。日本のファンにとっては、F1参戦5年目となる角田裕毅(レーシングブルズ)が、その動向も含めて、一番の注目ポイント。昨シーズン堅実に結果を残し、さらなる成長を見せた角田の5年目の活躍への期待など、楽しみが多いシーズンとなる。アルバート・パーク・サーキットトラックの路面は2022年に改修されて以来変更されておらず、タイヤにはそれほど厳しいものではない。通常トラフィックに開放されている道路の一部で構成されているトラックレイアウトの唯一の修正は、このセクションで過去に発生した事故の再発を避けるための予防措置として、バリアと縁石が変更されたターン6と7である。全長5.278キロメートルのサーキットは、高速ストレートと低速から中速のテクニカルコーナー、そしていくつかのハードブレーキングポイントが組み合わさっている。オーストラリアでは、夏から秋へと季節が移り変わる時期で、天候は変わりやすく、1日の中でも気温が大きく変動し、雨が降ることもある。そのため、新たに「フルウェット」コンディションが導入される可能性もある。変更点としては、過熱につながるブロックの動きを抑える新しいトレッドデザインが採用され、使用されるコンパウンドはインターミディエイトに近いものとなるため、クロスオーバーコンディションでの使用範囲が広がる可能性がある。2025年 第1戦 オーストラリアグランプリ 開催スケジュール■3月14日(金)フリー走行1: 10:30~11:30(12:30~13:30)フリー走行2: 14:00~15:00(16:00~17:00)■3月15日(土)フリー走行3: 10:30~11:30(12:30~13:30)予選 : 14:00~15:00(16:00~17:00)■3月16日(日)決勝: 13:00~(15:00~)※時間は日本時間(現地時間)