アウディは、2014年にWEC世界耐久選手権に参戦する新型LMP1カー「アウディ R18 e-tron quatorro」を初披露した。アウディは18日(水)、ドイツのインゴルシュタットでイベント“Audi Sport Finale”を開催。2014年型「アウディ R18 e-tron quattro」をお披露目した。2014年型マシンには、レーザーライトが搭載される。
アウディモータースポーツ代表のヴォルフガング・ウルリッヒは「この新しいライティングテクノロジーを用いて、アウディはル・マンでもうひとつのマイルストーンを刻むことになる」と述べた。「レーザーライトは、将来的な我々のプロダクションモデルにも完全に新しい可能性を開くものだ」イベントには500人のゲストが参加し、「アウディ R18 e-tron quattro」にメインのLEDヘッドライトに搭載されたレーザーライトを体験した。「新しいレーザーライトは、新型R18に搭載される数多くの技術革新のひとつに過ぎない」とヴォルフガング・ウルリッヒは述べた。「この段階ではこれ以上のことを明かすつもりはない。2014年はアウディ スポーツにとってチャレンジでいっぱいの非常にタフな競争の一年となるからね」アウディ スポーツは、2014年の夏にニュルブルクリンクの新しい“Motorsport Competence Center”に移転する準備を進めている。「アウディが、最高レベルのモータースポーツで成功した活動を行う能力を維持するためには非常に重要なステップではあるが、それはもちろん、我々のチームにさらなる緊張感を与えるものでもある」とヴォルフガング・ウルリッヒは述べた。
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