アウディは、2013年のル・マン24時間耐久レースおよびWEC(FIA世界耐久選手権)の参戦体制を発表した。2013年、アウディはFIA世界耐久選手権(WEC)におけるディフェンディングチャンピオンとして新たな挑戦の年を迎える。アウディスポーツ・チームヨーストは、2台の改良型Audi R18 e-tronで同シリーズに参戦し、ル・マン24時間およびWECスパフランコルシャンラウンドには、3台目のR18 e-tronが投入される。
ル・マンおよびWECでは、2012年にデビューを飾って大きな成功を収めたハイブリッドテクノロジーを踏襲。フライホイールエネルギー貯蔵システムは、重量やサイズの増加を伴うことなく、よりパワフルなシステムに進化している。2013年のAudi R18 e-tronは、外観上は2012年モデルと非常によく似ているが、超軽量なカーボンファイバー製ボディパネルの下には、数々の革新技術が採用されるという。また、アウディスポーツは、2013年のモータースポーツプログラムと並行して、2014年に施行される予定の新しいLMP1レギュレーションに合致した後継モデルの開発も進めている。2013年のWECおよびルマン24時間を戦うアウディのファクトリードライバーは、ディフェンディングチャンピオンのマルセル・フェスラー、アンドレ・ロッテラー、ブノワ・トレルイエに加えて、ルーカス・ディグラッシ、ロイック・デュバル、マルク・ジェネ、オリバー・ジャービス、さらにル・マン優勝記録保持者のトム・クリステンセン、アラン・マクニッシュを起用する。
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