アウディF1は、チーム代表ジョナサン・ウィートリーがアストンマーティンへ移籍するとの報道について、「憶測」として否定した。ただし、この話題は木曜午後にかけてF1パドック内で急速に広がっており、一部の関係者は実現の可能性を示唆する一方、両チーム内部では「何も知らない」とする声も出ており、情報は錯綜している。
アウディが公式見解「現時点で更新なし」アウディは今回の報道について、「最近のメディア報道は把握している。我々として現時点で公式な更新はなく、憶測にはコメントしない」との立場を示した。同時に、アストンマーティン側も同様に報道への関与を否定し、エイドリアン・ニューウェイが引き続きチーム代表兼マネージング・テクニカル・パートナーを務めていると説明している。非公式の接触が先行した可能性今回の騒動については、アストンマーティンがウィートリーに対して非公式の接触を行い、その情報だけが正式決定前に表面化した可能性が指摘されている。ドライバー市場と同様に、ライバルチームの首脳陣に接触すること自体は珍しいことではない。実際、フラビオ・ブリアトーレもアルピーヌの人事検討段階でウィートリーの起用に関心を示していたとみられている。アウディのプロジェクトは進行中ウィートリーは2024年8月1日にレッドブル・レーシング離脱が発表され、2025年4月1日付で当時ザウバーだったチームに加入した。その後、チームはシーズンを通じて前進を見せており、ウィートリーはマッティア・ビノットとともにプロジェクトを推進している。現時点では、就任からわずか1年での離脱を示す明確な理由は見えにくい状況だ。否定後も残る不透明感アウディとしては公式に移籍報道を否定しているものの、パドック内ではなおさまざまな見方が存在している。今回の件は、アウディの長期プロジェクトとアストンマーティンの首脳体制の双方に関わる問題として、今後の動向が注目される。
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