アウディは2026年F1オーストラリアGP決勝でガブリエル・ボルトレトが9位に入り、デビュー戦で2ポイントを獲得した。一方、ニコ・ヒュルケンベルグはグリッドへ向かう途中で技術的トラブルが発生し、レースに出走することができなかった。ヒュルケンベルグのマシンはスタート直前にグリッドから撤去され、ピットレーンからのスタートも叶わなかった。これによりボルトレトがチームの唯一の走者となったが、ブラジル人ルーキーは見事な走りを見せる。
2ストップ戦略を採用し、終盤には新しいタイヤを活かして古いタイヤのマシンを次々とオーバーテイク。アウディF1にとって歴史的な初ポイントを持ち帰った。ウィートリー「成熟したドライブだった」チーム代表のジョナサン・ウィートリーは、ボルトレトの走りを高く評価した。「ガビは今日、素晴らしい走りを見せてくれた」とウィートリーはコメント。「スタートからフィニッシュまで非常に成熟したパフォーマンスだった。スタートは理想的ではなかったが、ここではそれが課題になると予想していた」「それでも彼は落ち着いてレースを管理し、終始大きな自信を見せていた」「終盤には前方のマシンにプレッシャーをかけるため、最後のピットストップでアグレッシブな戦略を選んだ」「終盤の状況が少し違っていれば、8位争いに加わるチャンスもあったかもしれない」「一方でニコがスタートできなかったのは非常に残念だった。彼にとってアウディF1チームでの初レースだっただけに、チーム全体にとっても難しい瞬間だった」「それでも初めてのグランプリで9位とポイントを獲得できたことは素晴らしいスタートだ。アウディF1チームにとって歴史的な瞬間であり、チーム全員が誇りに思っている」ボルトレト「チームが誇れる結果」9位でフィニッシュしたガブリエル・ボルトレトは、チームにとって歴史的な結果だと語った。「アウディとして最初のレースでポイントを獲得し、モータースポーツの歴史の一部になれたことは、チーム全員が非常に誇りに思えることだ」とボルトレトはコメント。「良い週末の最後を締めくくるポジティブなレースだった。マシンもパワーユニットも一日を通して信頼性があり、冬の間にシーズン開幕へ向けて行われた膨大な努力への素晴らしい成果だ」「レース自体は忙しく、時には少し混乱もあった。新しいレギュレーションの影響もあり、まだ理解していくべきことは多い」「それでもペースは良く、ガレージ内のコミュニケーションも素晴らしかった。チームはレースを非常にうまく実行した」「総合的に見れば、最初の週末としては期待以上の結果だったと思う。この結果は今後に向けた良いベースになる」「まだ改善できる部分は多いが、シーズンは長い。これからも学び続け、マシンを開発し、次のレースではさらに強くなって戻ってきたい」ヒュルケンベルグ「レースを戦えなかった」ニコ・ヒュルケンベルグは、技術的トラブルによってレースに出走できなかったことを悔やんだ。「残念ながら今日はレースを戦うことができなかった」とヒュルケンベルグはコメント。「グリッドへ向かう途中で技術的な問題が発生し、スタートまでに解決することができなかった」「チームは今、何が起きたのかを詳しく調査している」「レースに出られず、学びの機会を逃してしまったのはもちろん悔しい」「それでもガビがポイントを獲得してチームがフィニッシュできたのはポジティブだ。アウディF1の時代をスタートさせる素晴らしい結果だと思う」「レースはすぐに次へ進んでいく。気持ちを切り替えて来週また挑戦する」アウディF1チームにとって開幕戦は、トラブルと歴史的成果が交錯する一戦となった。ヒュルケンベルグのリタイアは悔やまれるものの、ボルトレトの9位入賞によりチームはデビュー戦でポイントを獲得。新時代の第一歩として価値ある結果を残した。