アウディF1チームのドライバーであるニコ・ヒュルケンベルグとガブリエル・ボルトレトが、金曜日に行われたチーム初のシェイクダウン走行を終え、その感触を明かした。ザウバーの参戦枠を引き継いだドイツメーカーのアウディは、グリッドに並ぶ11チームの中で最も早くマシンを走らせるという大胆な決断を下した。初期仕様のR26は、走行距離200kmが認められたトラック走行枠を用い、カタルーニャ・サーキットでシェイクダウンを実施。エンジンはすでに12月19日に初始動を迎えていた。
Motorsport Weekの報道によれば、R26はスペインのサーキットを走行する姿が確認されており、ヒュルケンベルグとボルトレトがそれぞれ半分ずつ走行時間を分け合った。走行後、両ドライバーはSNSを通じて、R26のステアリングを初めて握った喜びを表現した。「2026年1月9日、そして4つのリングが走り出した」とヒュルケンベルグは書き込んだ。「素晴らしい仕事だ、アウディF1」一方、ボルトレトは次のように綴っている。「この旅をようやく始められて本当にうれしい。アウディF1とともに迎えた、初めてのサーキットでの一日だ」チーム側もまた、この特別な瞬間を正式に認め、ジョナサン・ウィートリー率いる新生アウディF1チームにとっての“始まり”を強調した。「我々は正式に走り出した。R26が初めてサーキットを走った、バルセロナでの節目の瞬間だ」とチームは声明で述べた。「初日、初走行、そしてドライバーたちがマシンを体感する最初の機会となった」「この場所から、これからの道のりが始まる」アウディにとって1月は多忙な月となる。1月26日には、同じカタルーニャ・サーキットで最初のプレシーズンテストが予定されており、その6日前にはベルリンでの正式発表も控えている。さらにその2日後には、F1マニュファクチャラーとFIAによる会合に参加する予定だ。この会合では、新レギュレーションにおける規則文言の“想定外の解釈”を巡り、メルセデスとレッドブルが利用しているとされる問題について協議が行われる見通しとなっている。