アウディは、新型A4 / A4アバントを発表した。5代目(B9)となる新型A4は、新しいデザインはもちろんのこと、空力性能の向上や軽量化が図られ、Cd値はセダンで0.23とクラストップレベルの低い数値を実現。アバントでも0.26を達成している。新型A4のボディサイズは従来モデルに比べ、全長が25mm、全幅が16mm拡大し、全長4.73m×全幅1.84m×全高1.43mとなる。
ホイールベースは従来モデルより12mm長くなり、2820mmとなった。だが、ボディサイズが拡大しているにも関わらず、車重は最大120kg軽くなっている。新型A4は、ガソリン3タイプ、ディーゼル4タイプの計7タイプのエンジンが設定される。いずれも直噴ターボとなり、出力は150hpから272hpの仕様までとなる、また、シリーズで初めてSトロニックとFFが組み合わせられる。4WDモデルに採用されるクワトロシステムは、標準状態で前後40:60で駆動力配分を行い、状況に応じて前輪に最大70%、後輪には最大85%のトルクを分配する。サスペンションは、フロント、リアともに5リンク式を採用。オプションで可変ダンパーシステム「CDC」が設定される。