アストンマーティンF1は、2024年シーズンもフェリペ・ドルゴビッチがテスト兼リザーブドライバーの役割を継続することを発表した。ドルゴビッチは、昨年のF2チャンピオンシップを制した後、フェルナンド・アロンソとランス・ストロールのバックアッパーとしてアストンマーティンF1チームに加わった。
その役割として、バーレーンGPでは負傷したストロールの復帰許可が下りる前、代役としてプレシーズンテストに参加している。「2シーズン目もアストンマーティンと仕事を続けられることを本当に誇りに思う」とドルゴビッチは語った。「今年、レーストラックだけでなく、シミュレーターでのエンジニアとの作業や、僕のために設計された開発プログラムから、非常に多くのことを学んだ」「自分が貢献できたことを誇りに思うし、AMR23の発展に貢献できたことをうれしく思う」「僕の焦点は現在、アブダビで開催されるFP1セッションの準備に移っており、AMR23を再び運転することをすでに楽しみにしている。そして、2024年に向けて冬の間エンジニアたちと取り組む予定の作業に移っていく」ドルゴビッチは、F1イタリアGPでのオープニングプラクティスセッションにも参加しており、彼のアブダビでの走行は、ルーキーを2セッションで走らせるというアストンマーティンF1チームの義務を果たすことになる。「アストンマーティンの全員が、フェリペが2024年も我々と一緒にいることを非常に喜んでいる」とアストンマーティンF1のチーム代表のマイク・クラックは語った。「彼はチーム内では馴染みのある顔だ。この役割特有の要求を理解し、素晴らしい仕事倫理を持っている。そして、バーレーンでのプレシーズンテスト中に負傷したランスの代役を見事に務めた後、そのスピードと経験を証明した」「彼がステアリングを握るたびに、彼の貢献の強さがはっきりとわかる。彼のペース、フィードバック、コミットメントはすべて、我々のエンジニアにとって非常に貴重なものだ」