アストンマーティンF1は、2023年F1サウジアラビアGPの決勝で、フェルナンド・アロンソが3位、ランス・ストロールがリタイアでレースを終えた。素晴らしい蹴り出しで1コーナーでペレスの前にでて最初の数周を見せたアロンソは、その後、2台のレッドブル勢に抜かれたものの、後続を大きく引き離した。
しかし、スタート時にグリッド枠から外れていたため、5秒のペナルティが課せられ、それを消化している最中にメカニックが早々にマシンの整備し始めたとして、レース後に10秒のペナルティが課せられ、3位から4位へと順位を下げたが、数時間後にこの判定は取り消された。ストロールは、順調に順位を上げていたが、問題が発生したためコース上でマシンを停止するように指示された。マイク・クラック(チーム代表)「ここジェッダで、フェルナンドと一緒に今年2度目の表彰台を獲得できて、とても満足している。フェルナンドにとっては、キャリア通算100回目の表彰台であり、非常に印象的なマイルストーンだ。クルマは週末を通して競争力があり、今夜も力素良いレースペースを見せた。この1週間、懸命に働いてくれたチームのみんなを心から称賛する。ランスがエネルギー回生の問題で早々にリタイアを余儀なくされたのは本当に残念だ。その原因はまだ調査中だが、彼は強いペースを持っていたので、今夜もきっと大きなポイントを獲得できただろう」フェルナンド・アロンソ(3位)今夜の結果、2度目の表彰台を獲得できて、最終的に満足している。2番目に速いチームであることを証明できたし、レース中もいいペースだった。スタート時のグリッド位置は僕のミスだったけれど、その分、プッシュしてタイムを縮めた。この週末を迎えるにあたって、自分たちがどの位置にいるのかはっきりしなかったので、次の数レースに向けては良いニュースだ。次のオーストラリアが楽しみだ」ランス・ストロール(DNF)「このような有望な週末の後、グランプリでリタイアしてしまったのは残念だ。スタートは素晴らしく、ターン13のアウト側でカルロス(サインツ)をオーバーテイクできたのはとても楽しかった。コース上ではいいポジションにいたし、プッシュするのを楽しんでいたけど、その後、パワーの低下を感じ始めて、マシンを止めるように言われた。僕たちが望んでいた結果ではなかったけど、競争力のあるクルマがあることは知ってサウジアラビアを離れることができるし、次戦のオーストラリアでは、また戦いに挑む」