アントニオ・ジョビナッツィは、残りの2017年シーズンでハースで7回のFP1セッションに参加することが発表された。フェラーリのサードドライバーを務めるアントニオ・ジョビナッツィは、開幕2戦に負傷したパスカル・ウェーレインの代役としてザウバーから参戦し、F1デビュー戦となったオーストラリアでは12位完走を果たした。
アントニオ・ジョビナッツィは、7月の第10戦イギリスGPのフリー走行1回目にハースで初走行。以降、ハンガリー、イタリア、マレーシア、メキシコ、ブラジル、アブダビでも走行する。ハースは、メキシコGPではロマン・グロージャン、それ以外はケビン・マグヌッセンがアントニオ・ジョビナッツィにVF-17のシートを譲ることを発表した。「すでに素晴らしい機会に満たされた1年だったけど、ハースF1チームとのまた別の機会を得られたことを誇りに思う」とアントニオ・ジョビナッツィはコメント。「スクーデリア・フェラーリのサードドライバーが素晴らしい場所なのは明らかだし、ハースF1チームとのFP1セッションで走行時間を得られることでシャープさを維持できる。シミュレーターで学んだことを生かし、実際のレースコンディションに適用することができるだろう」「フェラーリとハースの僕への信頼、そして、僕にシート時間を共有してくれるケビンとロマンの寛大さを誇りに思う」ハースのチーム代表ギュンター・シュタイナーは、アントニオ・ジョビナッツィはプラクティス走行によって貴重なF1経験を稼ぐことができると語る。「今年、彼はザウバーとの2レースでF1経験を稼いだし、我々のチームとのFP1セッションによってさらに成長することができるだろう」「彼はフェラーリに高く評価されており、昨年F2でとても良いパフォーマンスを発揮してきた。彼にとって良い機会であり、我々がそれを提供できることに満足している。アントニオに彼らのレースカーを共有するケビンとロマンの寛大さも称賛に値する」ハースは、フェラーリと密接な技術パートナーシップを結んでおり、パワーユニット、トランスミッション、ステアリングシステム、その他の補助パーツの供給を受けている。
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