F1オーストラリアGPでザウバーからF1デビューを果たすアントニオ・ジョビナッツィは、連絡を受けたときには騙されていると思ったと述べた。フェラーリのリザーブドライバーを務めるアントニオ・ジョビナッツィは、体力面に懸念を示したパスカル・ウェーレインの代役としてザウバーからF1デビューが決定。突然の出場にも関わらず、予選では16番手タイムを記録した。
「今朝、フェラーリと僕のマネージャーからテキストメッセージを受け取ったんだ」とアントニオ・ジョビナッツィはF1公式サイトに語った。「実際には彼らは昨日の夜に僕に知らせていたんだけど、あまりに遅くだったので、僕はすでに寝ていたんだ。朝に起きて初めて気づいた」「最初は、誰かが僕をからかっていると思った。そのあと、やっとそれが全て真実だと理解してきた」「チームのエンジニアと話すためにすぐにトラックに行った。ここにいることがまだ信じられないよ」アントニオ・ジョビナッツィは、フリー走行3回目に初めてアルバート・パーク・サーキットを経験したが、予選ではマーカス・エリクソンにコンマ2秒差のタイムを記録して注目を集めた。F1グリッドでは2011年以来のイタリア人ドライバーとなるアントニオ・ジョビナッツィは、ポイント圏内でのフィニッシュは“夢”だと語る。「誰もがこのトラックは少し独特でいろいろなことが起きると言っているし、明日の僕の目標は良いスタートを切って、レースでミスをせず、完走することだ」とアントニオ・ジョビナッツィはコメント。「もちろん、夢はポイント圏内でフィニッシュすることだ。でも、今は少しくらい夢を見てもいいよね!」