アンドレッティのパートナーであるゼネラルモーターズは、F1参戦を目指す中で「F1で知られている人材」を採用するなど、すでに経営陣の採用活動を始めている。Auto Motor und Sportによると、ゼネラルモーターズは現在、F1エンジンの製造のための予算を確保しており、キャデラックとの世界耐久選手権プログラムからF1プロジェクトにリソースを振り向ける可能性さえあるという。
ドイツの出版物はまた、アメリカの自動車大手がすでに「管理職としてF1で知られている人材を採用した」とも報じている。 アンドレッティ・フォーミュラ・レーシングがゼネラル・モーターズのキャデラック・ブランドとともにF1に参戦することは、モータースポーツの統括団体であるFIA（国際自動車連盟）によって月曜日に承認された。Auto Motor und Sportによると、EU指令により、FIAがアンドレッティを拒否することは事実上不可能だったという。しかし、アンドレッティが正式に11番目のチームとしてグリッドにつくには、F1のオーナーであるリバティ・メディアの承認を待たなければならない。BBCは、審査期間は数カ月に及ぶ可能性が高く、F1はアンドレッティの入札を拒否するとの見方が強いと報じている。アンドレッティのF1グリッド入りは、これまでチーム代表や既存チームからさまざまな反応を得ている。現在のF1コンコルド協定では、2025年シーズンまでは最大12チームが世界選手権に参加することが認められている。