フォードとアンドレッティ・グローバルという2つのアメリカの巨頭がF1に参入するために交渉を行っているとsport1.deが報じている。先週、マリオ・アンドレッティは、アンドレッティ・グローバルが2024年にF1に参加するためのF1マシン開発計画を順調に進めており、FIA(国際自動車連盟)からのゴーサインを待っているだけだと語っている。
しかし、アンドレッティとフォードの提携は2026年にならなければ実現せず、アンドレッティは、2026年までの2シーズンの間に暫定的なF1パワーユニットパートナーが必要となる。フォードは、2026年のF1参入の期日となる10月15日までにエントリーを宣言しなかったが、F1のCEOであるステファノ・ドメニカリは締め切りには柔軟である可能性を示している。現在、フォードのF1エンジンは176勝を挙げており、エンジンメーカーの勝利リストでフェラーリ(243勝)、メルセデス(211勝)に次ぐ3位に位置している。4位はルノーの169勝。ホンダは89勝だが、2022年にF1から撤退していなければ、さらに14勝が追加されていたはずだ。フォードエンジンの最後の勝利は2003年のF1ブラジル GP。ジョーダン フォードのジャンカルロ・フィジケラがサンパウロでの雨の影響を受けたレースでトップでチェッカーフラッグを受けた。一方、フォードは、ジャガーブランドで2000年からF1参戦を開始したが、2004年末にフォードはジャガー・レーシングをレッドブルに売却。現在のレッドブル・レーシングとなっている。