メルセデスのルーキー、アンドレア・キミ・アントネッリは、F1カナダGP初日のフリー走行で13番手から3番手へと大きくジャンプアップ。厳しい週末が続いていた中で、手応えを感じる1日になったと語った。アントネッリはFP1では13番手にとどまったが、FP2ではC6タイヤを履いて1分12秒を切るペースで走行し、トップのジョージ・ラッセル、2番手のランド・ノリスに次ぐ3番手タイムをマークした。
「正直、とても良い1日だった。楽しいサーキットだし、簡単じゃないけどかなり楽しめている」とアントネッリはコメント。「僕にとって重要だったのはC6タイヤの理解を深めること。イモラとモナコでは苦戦していたけど、今回は自信が持てるようになってきた。シングルラップも悪くなかったし、ロングランの感触も良かった」「もちろん、まだやるべきことは多い。でも、今日はマシンのフィーリングが良くて、全体的にペースもあった。コンディションが助けになった部分もあるけど、それ以上にクルマのつながりを感じられた」「明日の予選では、前に出て戦えるように全力を尽くすつもりだ。そのために今は自信を築いている段階だよ」と締めくくった。