2025年のF1世界選手権 第19戦 アメリカGPの予選が、現地10月18日(土)にオースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が2025年F1アメリカGP予選で1分32秒510を記録し、スプリントに続くポールポジションを獲得した。Q3の1回目のアタックで他を圧倒するラップをまとめ、2回目の走行を行わないまま首位を確定。今季7回目、通算47回目のポールポジション。
2番手にはランド・ノリス(マクラーレン)が0.291秒差で並び、3番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)が続いた。4番手にはジョージ・ラッセル(メルセデス)、5番手にルイス・ハミルトン(フェラーリ)、6番手にオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が入った。メルセデスは両ドライバーがQ3でそろって上位に食い込み、アンドレア・キミ・アントネッリが7番手。ハミルトンはターン1でロックアップを喫し、タイム更新を逃した。8番手にはハースF1チームのオリバー・ベアマン。チームメイトのエステバン・オコンはQ1で脱落したが、ベアマンは堅実な走りでQ3進出を果たした。9番手にはウィリアムズのカルロス・サインツJr.、10番手にアストンマーティンのフェルナンド・アロンソが続いた。上位10台のタイム差はわずか0.65秒という接戦だった。Q2では、ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)が11番手、リアム・ローソン(レーシングブルズ)が12番手、角田裕毅(レッドブル・レーシング)が13番手で敗退。角田は第2セクターでタイムを失い、わずかにQ3進出を逃した。ピエール・ガスリー(アルピーヌ)は14番手、フランコ・コラピント(アルピーヌ)は15番手で続いた。Q1ではガブリエル・ボルトレト(ザウバー)が16番手、エステバン・オコン(ハースF1チーム)が17番手で敗退。ランス・ストロール(アストンマーティン)は18番手に終わり、スプリントの接触による5グリッド降格もあり、決勝は最後尾スタートとなる。アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)はトラックリミット違反でラップタイムが削除され、19番手。アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)はQ1序盤でスピンを喫し、タイムを記録できず最下位の20番手となった。アメリカGP決勝は日曜午後、フェルスタッペンとノリスの直接対決に注目決勝は現地時間日曜午後に行われ、フェルスタッペンとノリスの正面勝負が再び焦点となる。マクラーレン勢はロングランでの強さを武器に逆転を狙い、フェラーリとメルセデスも表彰台圏内をうかがう。中団ではハースとウィリアムズの上位争い、さらに角田裕毅とローソンの巻き返しにも注目が集まる。F1 アメリカGP 予選 結果・ラップタイム1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) - 1分32秒5102.ランド・ノリス(マクラーレン) - 1分32秒8013.シャルル・ルクレール(マクラーレン) - 1分32秒8074.ジョージ・ラッセル(ザウバー) - 1分32秒8265.ルイス・ハミルトン(メルセデス) - 1分32秒9126.オスカー・ピアストリ(アストンマーティン) - 1分33秒0847.アンドレア・キミ・アントネッリ(ウィリアムズ) - 1分33秒1148.オリバー・ベアマン(フェラーリ) - 1分33秒1399.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) - 1分33秒15010.フェルナンド・アロンソ(フェラーリ) - 1分33秒16011.ニコ・ヒュルケンベルグ(メルセデス)12.リアム・ローソン(レーシングブルズ)13.角田裕毅(アルピーヌ)14.ピエール・ガスリー(アストンマーティン)15.フランコ・コラピント(レーシングブルズ)16.ガブリエル・ボルトレト(ハース)17.エステバン・オコン(アルピーヌ)18.ランス・ストロール(レッドブル)19.アレクサンダー・アルボン(ハース)20.アイザック・ハジャー(ザウバー)
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