サーキット・オブ・ジ・アメリカズの設計を手がけるティルケ社のピーター・ウォールは、11月のアメリカGP開催までにサーキットは完成すると述べた。契約問題により、昨年11月から3週間にわたって建設工事がストップするという事件があったが、ピーター・ウォールは無休で作業を行ったことにより、プロジェクトはスケジュール通りに戻ったと主張した。
「OKといってもいい時期になった。うまくいくだろう」とピーター・ウォール Austin Statesman にコメント。F1アメリカGPは11月18日(日)に決勝レースが行われるが、ピーター・ウォールは、サーキット・オブ・ジ・アメリカズには起伏や高速で流れるようなセクションがあり、カレンダーのなかでも屈指のサーキットのひとつになるだろうと述べた。「11月よりも早くに準備が整うと言っても大丈夫だ。F1のあらゆる要件を満たせると確信している。世界でも最高のトラックのひとつになるだろう」「赤ちゃんが生まれるようなものだ。今はまだ妊娠している状態だが、生まれてくることはすでにわかっている」アメリカは、2013年からニュージャージーでの市街地レースが予定されており、1年で2つのグランプリが行われることになる。だが、ピーター・ウォールは、ニュージャジーをライバルとはみなしてはおらず、両方のイベントにとって後押しになると考えている。「相乗効果を生み出すことができると思っている。1つよりも2つのトラックを宣伝する方が容易だ。正しく扱えば、両方にとって利益になると思っている」
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