アルピーヌF1チームのCEOを務めるローラン・ロッシは、ルノーが所有するチームがF1でカスタマーチームと提携することを切望しているとの報道を否定した。先週、La Gazzetta dello Sport は、カスタマーチームのいないルノーが、ジュニアチームと緊密な提携関係を築いているライバルに遅れをとることを懸念していると報じた。
アルピーヌF1の提携先として、ウィリアムズF1が将来的にメルセデスからルノーにF1エンジンを切り替える可能性が報じられたが、アルピーヌF1のCEOを務めるローラン・ロッシはそのような取り決めの重要性を否定した。「確かに我々そういったアイデアにオープンだったが、必ずしもそれを求めているわけではない」とローラン・ロッシは formel1.de に語った。「我々がパートナーになることができるチームがいればいいが、スポーツでの我々の活動には確実に必要というわけではない」マクラーレンは冬にメルセデスのF1エンジンに切り替え、レッドブルの2つのチームは近年ホンダとチームを組んでおり、現在アルピーヌ、F1で唯一のルノーのF1エンジンを搭載するチームとなっている。ローラン・ロッシは、同盟にもメリットがあるとしつつも、ワークスチームのみの供給にもメリットがあると述べた。「我々は、完全な自律性、独立性、そして、自分たちへのコミットメントを必要としている」とローランス・ロッシは主張した。「しかし、そのようなカスタマーチームは、我々のスポーツとビジネスの目標を達成するのに役立つ」「私たちは自分たちのエンジンを開発して自分たちのマシンに搭載することに完全に集中することができる。これは他の活動に気を取られないので、大きな利点だ」「しかし、正直なところ、問題が発生した場合、それはすぐに無効になる可能性がある」
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