スクーデリア・アルファタウリのテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、2023年F1モナコGPの予選を振り返った。アルファタウリの両ドライバーは、モナコで良い予選を行うことができた。デ・フリースは自己ベストの12番手。Q1では赤旗中断のために2セットではなく3セットのタイヤを使用する必要があったのが不運だったようだ。もし、ニュータイヤのセット数が多ければ、Q3進出を狙えたかもしれない。
角田裕毅はQ1を2番手で通過するなど、マシンを上回るパフォーマンスを示し、モナコで初のトップ10入りを果たした。「今日の予選には満足している。どちらのドライバーも素晴らしい仕事をしてくれたし、マシンの挙動も良好だった」とジョディ・エギントンはコメント。「また、イモラで導入する予定だったアップデートを持ち込んだ。正確なジャッジはまだできないが、今のところ問題なさそうだし、ほぼ期待通りと言って良いと思う」「予選で裕毅とニックが中団争いのライバルたちを上回ってくれたので、明日の決勝は良い形でスタートできる。ポジションをキープしてポイントを獲得できることを願っている」