スクーデリア・アルファタウリは、2023年F1マシン『AT04』をフィルミングデーを利用して2月14日(火)にミサノ・サーキットでシェイクダウンさせるとMotorsportイタリア版が報じた。先週、スクーデリア・アルファタウリは、2023年F1マシン『AT04』が、シャシーのホモロゲーションを取得するためのすべてのクラッシュテストに合格したことを報告。
テクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが率いる技術スタッフがAT04の組み立てに忙しい一方で、チームの残りのメンバーは、アメリカのファッションウィーク中の2月11日(土)にニューヨークで行われる新しいカラーリングの発売を準備しているこれは、タイトルスポンサーであるアルファタウリの認知度を高める絶好の機会となる。昨年、スクーデリア・アルファタウリは、グランドエフェクトカーに生まれ変わった新世代F1マシンで苦戦を強いられ、コンストラクターズチャンピオンシップで9位に転落。2023年は新たに契約したニック・デ・フリースが角田裕毅のチームメイトに加わり、AT04でミッドフィールドでのポジションを取り戻そうとしている。フランツ・トストとマルコ・ペローネが率いるスタッフは、最近非常に忙しい日々を過ごしている。技術者たちは2月14日にミサノ・サーキットで行われる伝統的なフィルミングデーに初めてAT04をトラックに乗せる必要がある。スクーデリア・アルファタウリの他のメンバーは、2月11日にニューヨークで行われる新しいカラーリングの発売で大忙しだ。レッドブル・グループの若者向けファッションブランドであるアルファタウリがニューヨークファッションウィークに参加するため日付はランダムではなく、マーケティング活動は、F1の認知度を活用し、レッドブルのジュニアチームのメインスポンサーである衣料品ブランドに最大限の認知度を与えるように設計された。これは、準備ができていない新しいシングルシーターの発表など、グランプリに直接リンクする技術的な内容がなくても、F1がいかに一般のアメリカ人の注目を集めることができるかを示すデモンストレーションとなる。リバティメディアはアメリカの視野を広げており、近年得られた人気のおかげで、AT04が完成するのを待っている間、2023年のAT04のカラーリングとともにアルファタウリの秋物のファッションラインが披露される。