スクーデリア・アルファタウリが、ピエール・ガスリーとの最後のレースとなったF1アブダビGPの週末を追った動画を公開。最後は角田裕毅との有名なカラオケデュエットで締めくくられた。F1キャリアを通してレッドブルF1ファミリーで過ごし、トロロッソ時代からスクーデリア・アルファタウリで5シーズンを過ごしたピエール・ガスリーは、2023年にアルピーヌF1チームに完全移籍する。
チームとの最後のレースとなったF1アブダビGPで、ピエール・ガスリーは14位と入賞は果たせなかったが、「F1デビュー戦、初表彰台、初優勝など、チームと一緒に経験したことすべてを一生忘れないだろう。チームのおかげで僕はより優れたドライバーになれた。すべての功績に感謝している。一緒に仕事をしたすべての人たちに大きな謝意を伝えたい。素晴らしい仕事をしてくれた。これまでに表彰台3回を記録できたし、このような記憶に残る瞬間の数々をこれからみんなで祝いたいと思う」とチームとの年月を振り返った。動画の最後にピエール・ガスリーは、角田裕毅とはカラオケでアデルのヒット曲『Hello』をデュエット。F1日本GPの事実上の送別会で披露してSNSでバズったが、角田裕毅は「結構ひどかったのでもうちょっと練習したいです。ガスリーとサンクスデーで成果を出したいですね」とリベンジを誓った。アルピーヌF1チームへの移籍でピエール・ガスリーは、F1アブダビGPの夜がチームにドゥエットを披露する最後のチャンス。グリッド上で最強のブロマンス(男の友情)として知られた角田裕毅とピエール・ガスリーのチームメイトとしての2年間のシーズンを締めくくった。


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