スクーデリア・アルファタウリのチーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズが、2022年F1第14戦ベルギーグランプリの金曜フリー走行を振り返った。F1ベルギーGPでは、ルーキーFP1枠でリアム・ローソンがグランプリ週末デビュー。ピエール・ガスリーに代わってAT03を走らせた。角田裕毅はスパ・フランコルシャンに持ち込まれた新しいリアウイングを搭載し、空力テストに専念した。
「リアムをチームに迎えられたことは素晴らしいことだ。彼にはピエールのAT03でFP1テストの任務を引き継いでもらった」とジョナサン・エドルズはコメント。「彼にとって、セッションのコンディションは、気温が低く、ハードタイヤ、ダンプトラック、赤旗、セッション終了時に雨が降るという単純なものではなかったが、彼は集中し、我々が求めたすべての作業を完了した。彼はよくやった」「裕毅の焦点は、いくつかの空力テストと、このイベントに持ち込んだ新しいリアウイングの評価をベーストしたものだった」「FP2での我々の狙いは、アンダーステアに制限されていたバランスを改善することだった。良いステップを果たすことができたが、明日に向けてやるべきことはまだ残っている」「セッション終盤の軽い霧雨により、全員が収集できるロングランデータが限られていたため、通常より少ないタイヤ情報で日曜日に向かう。だが、それは誰にとっても同じであり、特に多くのドライバーがPUペナルティを受けているという事実を念頭に置けば、いくつかの機会を提示するのに役立つ可能性がある」