スクーデリア・アルファタウリのチーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズが、2022年F1バルセロナテスト1日目のプログラムを振り返った。アルファタウリの初日の走行は角田裕毅が担当。121周を走行した角田裕毅は、7番手タイムとなる1分21秒638をマークしてセッションを終えた。
「ここバルセロナでのテストは非常に上手くいった」とジョナサン・エドルズはコメント。「新マシン、タイヤ、レギュレーションが導入され、事前に行うシミュレーション作業の検証が重要となったので、今朝のトライアルでは様々な方向性のセットアップを試し、良い妥協案となるようなセットアップに素早く調整を加えていった」「午後にはセットアップに関するテスト項目を完了していき、タイヤへの理解を深めていった」「裕毅はマシンの感触に満足しているようで、特に大きな問題もなく、1日を通してマシンは信頼性を保っていた。開幕戦への準備を整え、できる限りベストな状態でレースに臨めるよう、残りのバルセロナでのテスト3日間とバーレーンでのテスト3日間に向けて、幅広いテストプランを立てている」「初日は順調にプランを遂行することができ、多くのデータを集めることができた。今夜はそのデータを分析し、明日走行するピエールのテストプランに反映させていきたいと思う」