アルファタウリ・ホンダF1のチーフエンジニアを務めるジョナサン・エドルズが、2021年F1メキシコGPの金曜フリー走行を振り返った。F1メキシコGPの初日、ピエール・ガスリーはFP1で5番手、FP2で6番手タイムを記録。PU交換ペナルティでが決定している角田裕毅は、初めてのエルマノス・ロドリゲス・サーキットでFP1を11番手、FP2で8番手と着実な進歩をみせた。
「メキシコに降り立ち、テストプランをこなして良いパフォーマンスを披露する事ができた」とジョナサン・エドルズ。「今週、裕毅のPUへのペナルティを受けねばならず、結果彼は後方のグリッドからスタートする事になるので、彼がフォーカスしているのは本番レースに向けたロングランだ。それでも彼のショートランは素晴らしく、マシンに対しての自信がついてきている」「ピエールに関しては金曜日の通常のノーマルなプランで、タイヤの具合の確認や今週末のコンディションに合わせたセットアップの最大化にフォーカスしていった」「FP1でのサーキットは非常に埃っぽくて、全体的なグリップとバランスは乏しいものだった。今日1日を通して改善はされたが、それでもまだ満足できるほどのバランスには至らなかったので、明日のショートランで糸口を見つける必要がある」「全体的に良い金曜日となった。パフォーマンスも良く、まだまだ改善の余地もある。日曜日に良いポイントを獲得できるように全力を尽くしていきたいと思う」