アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストが、F1オランダGPの決勝レースを振り返った。F1オランダGPでは、ピエール・ガスリーが、4位フィニッシュを果たして12ポイントを獲得。一方、角田裕毅はPUにデータ異常が見つかり、12番手を走行していた31周目にピットに戻ってそのままリタイアとなった。
「始めに、このイベントのオーガナイザーを心から祝福したいと思う。週末を通してグランドスタンドにファンを迎え入れることができ、彼らの声援も聞くことができてファンタスティックだった。同様にレッドブル・レーシング・ホンダのマックス・フェルスタッペンにも、おめでとうと伝えたい。彼らは今回のレースを完全に支配していた」とフランツ・トストはコメント。「我々のレースに関しても非常に満足しており、今週はピエールが最高の仕事をしてくれた。チームが彼に良い状態のマシンを用意し、昨日の予選でも4位を獲得、そして今日のレースでそのポジションをチェッカーフラッグが振られるまでキープしてくれた。非常に良い働きぶりで、ピエールとチーム全体による素晴らしい結果だ」「ユウキに関しては、レースの途中にマシンのドライブトレインがテクニカルな故障をしてしまい、リタイアせざるを得なかった。我々はこれを修理し、問題の発生要因を調査しなければならない」「ここザントフォールトでの最高のイベントを終え、今は次のモンツァを楽しみにしている」