アルファタウリF1のチーム代表を務めるフランツ・トストは、レッドブルは再び自動車メーカーとエンジンパートナーを組むことになると考えている。12年間のルノーとのF1エンジンパートナーシップを終えたレッドブルは、ホンダとワークスパートナーシップを結び、今年はタイトルをかけてメルセデスF1と戦っているにもかからず、その良好な関係は3年しか続かなかった。
昨年秋、ホンダは今シーズン限りでF1から撤退することを発表。レッドブルはホンダからF1エンジンの知的財産権を引き継ぎ、ミルトンキーンズに独自のエンジンワークショップとなるレッドブル・パワートレインズを設立した。しかし、アルファタウリF1のチーム代表を務めるフランツ・トストは、やがて彼のチームとレッドブル・レーシングは新しいエンジンパートナーと組むことにと考えている。過去数か月、フォルクスワーゲングループ、アウディ、ポルシェのブランドがF1エンジン関係者の会議に出席し、2025年または2026年の次のF1パワーユニットのレギュレーションについて話し合っており、F1への参入が噂されている。フランツ・トストは、アルファタウリがレッドブル・パワートレインズのF1エンジンを搭載する2022年について「それが成果を挙げることを期待している。スクーデリア・アルファタウリの所有者であるレッドブルも同じ会社のものを搭載することになる」と GPFans Global にコメント。「レッドブル・テクノロジーズは、ヘルムート・マルコとクリスチャン・ホーナーと共に素晴らしい仕事をしていると言わなければならない。インディペンデントになるために彼らが進めるこのプロジェクトは絶対的に正しい方法だからだ」「遅かれ早かれ、私は大手自動車メーカーがやって来て、いくらかのお金か何かをもたらすことになる確信している。しかし、インフラストラクチャを構築し、ノウハウを構築することは、そのための最初で最も重要なステップだ」現在、アルファタウリF1は、レッドブル・レーシングの“ジュニア”チームというよりも“姉妹”チームと見なされているが、フランツ・トストは、F1パワーユニットの開発については発言権がなく、与えられたものは何でも受け入れると認める」「これについては何の意見もあない」とフランツ・トストは語った。「これがレッドブル・テクノロジー側ですべてが行われており、残りは将来的に見られるだろう。しかし、私は彼らが我々に非常に競争力のあるエンジンを提供してくれると確信している」
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