アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストが、2021年のF1世界選手権 第6戦 F1アゼルバイジャンGPの決勝レースを振り返った。大波乱のレースとなったF1アゼルバイジャンGPで、4番グリッドからスタートしたピエール・ガスリーは、週末を通して見せていた安定したパフォーマンスを発揮して3位でフィニッシュ。自身3度目となる表彰台を獲得した。
7番グリッドからスタートした角田裕毅も自己最高位となる7位入賞。ダブル入賞を果たしたことで、アルファタウリ・ホンダF1はコンストラクターズ選手権でアストンマーティンを抜いて5位に浮上した。「今回のレースは序盤から本当にセンセーショナルなレースだった。レッドブル・レーシング、ホンダ、そしてペレスを心から祝福したいと思う。素晴らしい勝利だった。残念ながら、おそらくサーキットで一番速く、レースをリードしていたマックスは最後の数分で勝利を逃してしまった。しかし大事なのは、彼はまだチャンピオンシップでリードしているという事だ」とフランツ・トストは語る。「チームに関しては、ピエールが4番手という素晴らしいポジション、ユウキが勝利をまだまだ狙える7番手というポジションでスタートした。ドライバーは2人とも素晴らしいスタートを切り、ピエールはパワーユニット(PU)のトラブルに対処しながら長い間4番手を守り抜いてくれたが、ランスとの距離が開いてしまい、それによってピットストップ後にベッテルに追い抜かれてしまった」「レース再開後、タイヤをハードからソフトに変え、さらにピエールが3位を目指してルクレールと素晴らしい戦いを繰り広げてくれた。フリー走行 1回目から頑張っていたので、チームもピエールもこの信じられないほど最高な結果を手にするに値すると思う」「7番手でスタートしたユウキはアロンソに抜かれて1つ順位を落としただけで、その後も順位を取り戻そうと頑張ってくれていた。赤旗が出た後、ユウキは6番手で再スタートしまたがその後順位を落としてしまった。それにも関わらず、最後は7位を見事獲得してくれたおかげで、チームも今回重要なポイントを獲得でき、現在コンストラクターズチャンピオンシップで5位となった」「ピットストップから戦略まで、ドライバーの2人は全てにおいて頑張ってくれたので、この結果は当然のものだと思う。スクーデリア・アルファタウリチーム全体を心から祝福します。次戦のレースも同じパフォーマンスができればと思う」
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