アルファタウリ・ホンダF1のテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、2020年のF1世界選手権 第5戦 70周年記念GPの予選を振り返った。予選ではピエール・ガスリーが今季3回目となるQ3進出を果たして7番グリッドを獲得。一方、ダニール・クビアトはコースオフによってタイムが抹消されたこともあり、今季2回目となるQ1敗退を喫して16番グリッドから決勝をスタートする。
「金曜日のここでの我々の競争力のレベルは、概して期待に沿ったものだったし、今日の予選ではミッドフィールドの戦いに絡むことができると思っていたが、今日のマシンの優れたペースは確実にそれを示していた」とジョディ・エギントンは語る。「残念ながら、ダニーにとってQ1でのベストラップはいい感じだったが、風にあおられてふくらんでしまったことにより、妥協を強いられた。今週末の彼のパフォーマンスは良かったので本当に残念だし、今日の予選ではさらに上位を狙える力はあった」「ピエールは容易にQ1ラップをクローズし、Q2に進み、なんのインシデントもなくQ2を通過した。ピエール2回目の走行は完璧に近いものだったし、トップ10のシュートアウトに容易に進むことができた。Q3も良いセッションだったし、チームのために彼に非常に相応しい7番グリッドを確保した」「今日のパフォーマンスには非常に満足しているが、もちろん、重要なのは明日であり、また非常に接戦になると予想するレースで、ピエールのスターティングポジションだけでなく、ダニーもポイント圏内に前進できるようにレース戦略のオプションの確認に精力的に取り組んでいく」
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