アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストは、eスポーツは将来にむけて興味深いマーケットだと考えている。新型コロナウイルスの世界的な大流行により、2020年のF1世界選手権はいつ開幕できるか不透明な状況となっている。すでに第8戦アゼルバイジャンGPまでの延期が決定し、伝統のF1モナコGPは中止を決断。6月14日の第9戦カナダGPも開催が危ぶまれている。
F1オーストラリアGPの中止が決定してから1週間の間に3つの個別のeスポーツシリーズが開催され、F1は公式シリーズとして『F1 Esports Virtual Grand Prix』を立ち上げ、初レースが行われた。「それは私の世界ではないが、モータースポーツでまったく違う何かを想像している。今日の若者はこれに興味がある。それが私たちが独自のeスポーツチームを持っている理由だ。我々は2年前にそのチャンピオンシップで多くのレースに勝利し、上位を競った」とフランツ・トストは語る。「これはスポンサーにとっても将来にむけて興味深いマーケットだ。若いファンの間でモータースポーツへの関心を喚起するために使用できる。現在、我々はこのコストを賄えるような構造に取り組んでいる」アルファタウリ・ホンダF1のドライバーは、F1バーチャル・バーレンGPに参加しなかったが、それは二人の判断だったとフランツ・トストは語る。「ドライバーに連絡したが、彼らは参加を望まなかった。ピエールはすでにシミュレーターで運転しているが、彼には参加するための設備がなかった。ダニールはだたそれを好まなかった」
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