フェルナンド・アロンソは、予選ポールデーの2周目でのオーバーブーストがなければ、ポールポジションも可能だったと考えている。フェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ・アンドレッティ)は、1周目を231.113mph、2周目を231.440mph、3周目を231.475mph、4周目を231.171mphで走行。平均231.300mphで5番グリッドを獲得した。
フェルナンド・アロンソは、2周目の最終コーナーの立ち上がりで問題が発生。そのラップと次のラップで妥協を強いられたことで走行を中断することも考えたと語る。インディカーのレギュレーションでは、1.4barを超えるオーバーブーストが見つかった場合、アドバンテージを得ないようおにECUがパワーをカットしなければならないと規定されている。ポールポジションを獲得したスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)の平均タイムは232.164mphであり、アロンソは4周のどのラップでもディクソンの最低タイムを下回っている。スコット・ディクソンを倒した可能性は低いが、フェルナンド・アロンソは、各ラップで0.187mphの改善があれば、フロントローは可能であり、少なくともポールにもう少し近づけたと考えている。「2周目の最終コーナーの立ち上がりでオーバブーストの問題に見舞われた。ブレーキを踏んだみたいだった」とフェルナド・アロンソはコメント。「ギアを1速下げて、改めてスピードを得て行った。ラインを横切ったときは225mphくらいだと思ったし、問題で今回の予選は終わったと思ったのでほぼピットレーンに入ろうとしていた。でも、最終的なタイムは嬉しい驚きだった」「今日のクルマのパフォーマンスは昨日よりも良かったし、とても競争力があったので、ポールポジションにとても近かったかもしれない」フェルナンド・アロンソは、予選前のプラクティスセッションでエンジンに潜在的な問題が見つかったため、エンジンを交換している。「プラクティスの感触は良かったけど、その後、エンジンに問題が見つかった。エンジン全体を交換しなければならなかったので、ある時点では予選を走れるかどうかもわからなかった」とフェルナンド・アロンソはコメント。「チームは素晴らしかったし、6台のクルマのスタッフが29号車の作業にあたってくれた。そのチームワークのおかげで、僕は予選を走ることができた」フェルナンド・アロンソは予選5位に満足しており、ファスト9・シュートアウトに到達することが重要だったと語る。「問題がなければ、今スコットがいる位置にいたかもしれない」とフェルナンド・アロンソはコメント。「でも、ファスト9に入れれば、どの位置でスタートしてもそれほど変わりはない」関連:【動画】 インディ500 予選ポールデー ハイライト … 佐藤琢磨4位