フェルナンド・アロンソは、インディ500に参戦するためにF1モナコGPを欠場するという決断を批判されることは“当たり前”のことであり、気にしていないと語った。フェルナンド・アロノソのインディ500参戦はモータースポーツ界に衝撃を与えた。しかし、F1チーム代表は、自身のドライバーには同じようなことを許可することはないだろうと語り、F1ドライバーもグランプリを欠場してまで参戦することはないだろうと否定的な意見を述べている。
レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは「個人的に精神病院に行く必要があるね」とコメント。「我々がドライバーにそうさせるか?ノーだ」フェルナンド・アロンソ自身もマクラーレンの元チーム代表ロン・デニスだったらインディ500参戦は許されなかっただろうと述べており、元F1の最高権威バーニー・エクレストンもその考えに同意している。「彼にとってはおそらく良いことなのだろう。だが、マクラーレンを説得させることができたなら、私はきっとそうしただろう」とバーニー・エクレストンは語った。「私なら契約が終わるまで待てと言っただろう。そうすれば好きなことをやれる。だが、F1のシーズン中はF1ドライバーだ」だが、1997年のF1ワールドチャンピオンで、自身も1995年にインディ500で優勝しているジャン・ヴィルヌーヴは、フェルナンド・アロンソの勇敢さを歓迎している。「フェルナンドにはこれがある」とジャック・ヴィルヌーヴは手で“ボール”を表現。「リスクがあまりに高い過ぎるという意見は理解できない。確かにそうだが、自分がドライバーで、他にも多くのドライバーがそうしているのなら、恐れることはないだろう」「あなたはドライバーですか?」とジャック・ヴィルヌーヴは付け加えた。実際、ジャック・ヴィルヌーヴは、インディアナポリスの危険度は、競技の質の高さを示していると語る。「なぜインディ500のドライバーの大部分がペイドライバーではないのか? パパは怪我をさせる可能性のあるレースにお金を払いたがらないからね」とジャック・ヴィルヌーヴはコメント。「だが、今日のF1は危険だろうか? ほぼそうではない。そして何が起こっている? ペイドライバーでいっぱいだ」自身とマクラーレンのインディ500参戦への批判について質問されたフェルナンド・アロンソは、それは予想していたことだとバーレーンで述べた。「ドライバーは自分たちがグランプリを欠場することはないと言うだろうし、ボスたちは彼らのドライバーをインディ500に参戦されることは決してしないと言うだろうと僕たちは発表前に話していたよ」とフェルナンド・アロンソは Movistar にコメント。「F1のこのような反応は当たり前だと話していた。今週末、インディのことをメディアはこぞって報じているしね。スポンサーは行きたい、テレビも行きたい、ジャーナリストも行きたい。普通のことだと思う」
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