アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは、2026年F1中国GPでチームが依然としてホンダ製パワーユニットのスペア不足という難しい状況に置かれていると明かした。中国GPのスプリント予選ではアロンソとランス・ストロールの2台ともSQ1で敗退したが、チームにとっては走行距離を重ねられた点が数少ない収穫となった。
開幕戦オーストラリアGPでは信頼性問題により十分な周回をこなせなかったが、中国ではフリー走行でアロンソが18周、ストロールが20周を記録。チームとホンダにとって、エネルギー管理戦略やドライバビリティの理解を深める重要なデータ収集の機会となった。アストンマーティンとホンダは、パワーユニットの振動がバッテリーに影響を与える問題への対策を進めており、日本のさくらの施設でも改良が施されている。ただし根本的な振動問題は完全には解決されておらず、信頼性面での懸念は依然として残っている。アロンソ「PUの予備がなく週末は綱渡り」アロンソはスプリントを前にした週末の見通しについて、まずはトラブルなく周回を重ねることが最優先だと語った。「できるだけ周回を重ねることだ」「パワーユニットの予備がもうないので、何か問題が起きれば週末の残りがとても難しくなる」「信頼性を頼りに乗り切りながら、できるだけ多くのことを学ぶ必要がある」ホンダは振動問題に対策も完全解決には時間ホンダは開幕戦に向けて、パワーユニットの振動によるバッテリー問題を軽減する対策を導入した。プレシーズンテストでは振動がバッテリーに影響を与えるケースが確認され、日本のさくらの施設で改善策が検討された。メルボルンでの実走テストでは一定の改善が見られたものの、根本的な振動は残っているとされる。この問題は特にドライバーにとって不快な要素となっている。それでもアストンマーティンのチーム代表エイドリアン・ニューウェイは、AMR26自体の基本性能には一定の手応えがあると評価しており、現在の課題は走行距離不足だと考えている。中国での周回数増加が開発の重要な手がかり中国GP初日にアロンソとストロールが重ねた周回数は多くはないものの、チームにとっては非常に価値の高いデータとなった。アロンソはスプリント予選後、マシンのポテンシャルについて次のように語った。「予選では今は2周しか走れなかった」「フリー走行ではいくつか周回できたので、エンジンが今の状態である以上、シャシー側で改善できる部分を見つけようとしている」「明日に向けて改善を試みるが、限界はあると思う。ウィリアムズはコンマ3秒ほど前にいる。オーストラリアではコンマ8秒差だったから、少しは前進したが、それでもまだかなり遠い」
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