フェルナンド・アロンソは、昨年、実際にはアルピーヌF1チームからの残留オファーはなかったと明かした。アルピーヌF1チームは現在、F1のヘッドラインを賑わせているが、その主な理由は進歩の遅れと経営陣の大幅な刷新だ。ハンガリーでは、チーム代表を務めるオトマー・サフナウアーが「影響はまったくないはずだ」と状況を軽視した。
対照的に、チームオーナーのローレンス・ストロールがアロンソに魅力的なオファーを出してから丸1年が経ち、アストンマーティンでは目覚ましい進歩を遂げた。「昨年は感情的な面でかなりストレスの多いグランプリだったけれど、確かにいい決断だったし、ラッキーな決断だった。満足している」と41歳のアロンソはハンガリーのCanal Plusに語った。アロンソは、アルピーヌF1チームが彼の離脱を阻止しようとはしなかったと主張する。「実際のところ、アルピーヌから何のオファーもなかったので選択の余地はなかった」とアロンソは語った。「もしシーズンの初めにアルピーヌからオファーがあれば、間違いなくサインしただろう。でも、オファーは1つだけだったので、それを受け入れた」しかし、後任としてピエール・ガスリーを迎えた後の2023年のアルピーヌF1チームの苦戦については、あまりにも多くのことが語られすぎているとアロンソは語った。「アルピーヌが遅いクルマだとは思わない」とアロンソは語った。「シルバーストーンで見たように、非常に速いクルマだし、ピエールが30周以上も僕のリアウイングに張り付いていた」「サーキットによってパフォーマンスはすぐに変わるし、アルピーヌが将来的に速くなるのを見ることができればうれしい。長期的に見れば、アストンマーティンはいいプロジェクトだと思うし、僕はハッピーだけど、彼らとは他にもいろいろなバトルがあるだろうね」アルピーヌは現在、コンストラクターズ選手権で6位につけており、アストンマーティンはメルセデスに次ぐ3位、フェラーリよりも上位につけている。「2位を目指すのは最後まで難しいだろう」とアロンソは語った。「どのようにフィニッシュするか見てみるが、僕たちの後ろにはフェラーリとマクラーレンといった非常に速いチームとドライバーが何人かいるということを忘れてはいけない。僕たちは3番手にいるけど、2番手になりたい。最後まで地に足をつけて走りたい」
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