フェルナンド・アロンソは、F1モナコGPでの走行初日を「楽しい」と感じており、アストンマーティンF1が土曜日のポールポジション争いに加わってくると信じている。アロンソは金曜日、FP1でカルロス・サインツと最速ラップタイムを競って2番手でセッションを終え、セカンドプラクティスでは予選シミュレーション走行で4番手のタイムを記録するなど、好調な走りを見せた。
モンテカルロで2度の優勝を果たしているアロンソは、金曜日の夕方にコックピットから降りて一日を振り返り「よかった。僕たちにとってはいい一日だったと思う。ランプログラムを完了した」とコメント。「数回の赤旗は誰にとっても同じだったし、クルマに自信を持つために十分な周回をこなした。週末のリズムをつかむためにここでは非常に重要なことだ。クルマのフィーリングもいいし、運転もしやすかった。このようなサーキットに期待できるものだったので、満足している」「このクルマはシーズンを通してポジティブなものを与えてくれているので、すでに大きな自信を持って臨んでいるし、今日も期待を裏切らなかった。運転するのは楽しかったし、楽しめた。明日に向けて準備は整っている」アストンマーティンはコンストラクターズ選手権で102ポイントを獲得して2位につけており、今週末にアップグレードしたマシンを持ち込んだライバルのメルセデスを6ポイント上回っている。アロンソはメルセデスのペースを非常に警戒している。「彼らは常にそこにいたと思う」とアロンソは語る。「第3戦のオーストラリアでは、彼らは傑出していた。彼らは2位でフィニッシュしたし、シーズンを通して誰にでも浮き沈みがあると思う」「とにかく僕たちは一貫性を保ち、毎週末に結果を出せるように努力し、ポイントを最大化する必要がある。彼らより速いときもあれば、遅いときもあることを受け入れて、それでもポイントを稼ぐ必要がある」今シーズン初のポールポジションを獲得する可能性はあるかと聞かれたアロンソは「そうだね。明日はすべてが勝負だと思うけど、僕たちは候補のひとつになるはずだ」と答えた。