フェルナンド・アロンソは、日曜日のF1アゼルバイジャンGPを前に、アストンマーティンF1チームがDRS(ドラッグ・リダクション・システム)の問題を解決したかどうか確信が持てないことを認めている。アロンソとチームメイトのランス・ストロールは、プラクティスと予選で断続的なDRSの不具合に悩まされた。アロンソは、チームがそれを解決したことを「100%確信することはできない」と語った。
「僕たちはすべてのセッションで問題を経験した」とフェルナンド・アロンソはRaceFansに語った。「だから、明日のレースに向けて、このシステムがまだ完全に耐えられるとは思っていない」「でも、それが現状なんだ。DRSがあっても、先行車をオーバーテイクするのはとても難しそうだ。だから、たとえうまくいかなくても、明日は重要なファクターではないのかもしれない」アロンソは、午後のスプリントレースでDRSを使う機会が何度かあったが、その際にリアウイングは開いたと語った。「レースでは機能したと思う。2回押したら開いたので、全部直っていることを願っている。3回目はミラーを見ていなかったのでわからないけど、チームはすべてのデータを分析しているはずだし、もし微調整が必要なら、明日のレースまでにもう一度チャンスがあると思う」今回のスプリントレースは、アロンソが今年初めてトップ3以外の順位でフィニッシュしたレースだった。しかし、そのことと予選での劣勢にもかかわらず、週末が進むにつれて自分たちのパフォーマンスに対して楽観的になってきたとアロンソは語る。「週末は全般的に、これまでの3レースより少し悪い。少しパフォーマンスが落ちている。今朝はその最たる例で、8番手と9番手では十分とは言えないので、レースに向けて少し心配していた」「でも、スプリントレースを終おえて、レースでは明日のクルマは速くなると楽観視できるようになった。スプリントレースでは速かった。フェラーリやメルセデスのペースのペースで走れた」「明日は8番手ではなく6番手からスタートするので、5位以内に入るチャンスはまだある。難しい週末に、土曜日に6位、日曜日に5位以内でフィニッシュできれば、それはとても良いニュースだ」