フェルナンド・アロンソとアストンマーティンF1チームは、メルボルンでの走行初日、雨に見舞われたF1オーストラリアGPのプラクティス2セッションでタイムシートのトップに立ち、そのパフォーマンスで注目を集め続けている。アロンソはプラクティス1ではマックス・フェルスタッペンに0.527秒差の4番手タイムでスタートしたが、アルバート・パーク・サーキットに雨が降る直前のFP2では1分18秒887のファステストラップを記録し、2番手のフェラーリのシャルル・ルクレールに0.445秒差をつけた。
メルボルンでの初日の走行を振り返ったアロンソは「いい感じだった。FP1ではいくつかのテスト項目に集中し、FP2は...20分間の(ドライ)セッションだけだったね」と語った。「だから、明日は、特にレースで使うタイヤや今日明らかに足りなかったロングランなど、まだやるべきことがある。でも、今のところ、クルマの挙動はいい感じだから、明日に期待しよう」2023年オーストラリアGP FP2:滑りやすいアルバートパークトラックでの2回目のプラクティスでアロンソがワイドに走行。アロンソは、2022年カナダGPの予選でアルピーヌで2番手を獲得するなど、ここ最近、ウエットコンディションで強いパフォーマンスを発揮してきた。しかし、2度のワールドチャンピオンであるアロンソは、週末はドライなコンディションになることを望んでいることを明らかにした。2006年のオーストラリアGPのウィナーであるアロンソは「予報はドライだと思うし、理想的にはドライコンディションの方が好ましい。ジェッダとバーレーンでしかドライコンディションでこのクルマを走らせていないからね」とコメント。「僕たちはドライコンディションのレースを歓迎するけど、あらゆるコンディションに対応できるように準備しておく必要があると思う」アストンマーティンのガレージの反対側では、アロンソのチームメイトであるランス・ストロールがプラクティス1で10番手のラップタイムを記録。プラクティス2セッションは16番手に終わったが、AMR23のパフォーマンスに満足している。オーストラリアでの初日、ストロールはアストンマーティンのパフォーマンスに満足。アルバート・パーク・サーキットでのドライブの感想を聞かれたストロールは「とても楽しかった」と答えた。「ドライブするには最高のサーキットだ。今朝は周回を重ねられなかったけど、雨でソフトを履く機会もなかった。多くの人がチャンスを得ることができなかった」「それらのセッションの1つは雨で制限された。でも、明日は雨が降らないみたいだけど、ここメルボルンでは決しわからない。クルマはいい感じだから、明日が楽しみだ」
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