フェルナンド・アロンソ(アルピーヌF1チーム)は、2022年にルイス・ハミルトン(メルセデス)が苦戦を強いられているのは『最速の車に乗っていない』からだとし、、『それがF1というものだ』と結論付けた。7回のF1ワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンは、4レースを終えてわずか28ポイントしか獲得できておらず、ドライバーズランキングで7位に沈んでいる。
ルイス・ハミルトンは、第2戦F1サウジアラビアGPで予選Q1敗退。クラッシュを喫した2017年のブラジルグランプリ以来。純粋なパフォーマンスでノックアウトとなったのは2009年のイギリスグランプリ以来だった。第4戦エミリア・ロマーニャGPでは13位でフィニッシュ。予選と決勝でトップ10圏外だったのは、2009年のドイツGP以来となる。レース後、メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴぉルフは、チームが『運転できない車』を提供したことを謝罪した。だが、同じメルセデスW13に乗るチームメイトのジョージ・ラッセルは、素晴らしいパフォーマンスで称賛されており、最初の4レースでまだトップ5以下でレースを終えていない。2007年にマクラーレンでチームメイトとしてタイトルを争ったフェルナンド・アロンソは、ルイス・ハミルトンの成功も失敗もすべて車によるものであり、今季のハミルトンの走りは決して悪いものではないと語った。ルイス・ハミルトンの苦境について説明を求められたフェルナンド・アロンソは「それがF1というものだ。いつもこんな感じだった」とRacingNews365.comに語った。「アイルトン・セナがチャンピオンシップとレースに勝ったとき、彼は最速の車を持っていた。僕がチャンピオンシップに勝ったとき、僕は最速の車を持っていた。ミハエル・シューマッハも最速の車を持っていた。ルイスは、いろいろな記録を破ってkチアのは最速の車を持っていたからだ」「今日現在、ルイスは非常にいい走りをしているけど、彼は13位だ。それがF1というものだ」今年、F1は、スペクタクルで緊密なレース、多くの異なる複数のウィナーを生み出すことを目標として、新しいレギュレーションを導入したが、ペースの点でフェラーリとレッドブルは他のチームよりもはるかに進んでいる。4レースを終えて、勝利を味わったのはマックス・フェルスタッペンとシャルル・ルクレールの2人だけで、首位のフェラーリと4位のマクラーレンとの差はすでに78ポイントまで開いている。今シーズン、上位でドライバーやチームとの戦いを楽しんだかと質問されたフェルナンド・アロンソは「現時点ではレースになっていない」とコメント。「去年のルイスやフェルスタッペンとの戦い同じようなものだ。彼らは後方からスタートして、まだ表彰台に立っている。、戦うことはあまりない」