2回のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソは、古巣ルノーと2年契約を結んで来年からF1復帰することが決定。2021年からアルピーヌF1と名前を変えるチームとの戦いに意欲を燃やしている。「2020年のチームとの作業で残っているものはほとんどない。シミュレーター、グランプリへの帯同、できる限り手助けをして、復帰にむけてすべてを準備していく。バッテリーの充電は完了だ。さぁ、やるぞ!」とフェルナンド・アロンソはSNSに投稿した。
今年、フェルナンド・アロンソは3度目となるインディ500に挑戦したが、21位でレースを終えた。だが、当面はインディ500に参戦するつもりはないとし、2023年以降もF1に留まる可能性があるとしている。「少なくとも2年間はF1に専念する。その後も1~3年は走るかもしれない。2022年の後に離れる可能性はあるけどね」とフェルナンド・アロンソは Marca にコメント。「次のカテゴリーを考えるのはその後だ」フェルナンド・アロンソは、2021年に大きな期待はしていないと語る。「2021年のマシンは今年の進化型になるので、今の時点で毎週末に目にしていることが2022年まで続くだろう。残念ながら、それがF1であり、僕が去ったときと何の違いもない」「でも、2021年は2022年にむけた良い準備になるだろう。それが元々の考え方だ。3年間空けるよりも来年を準備に当てるた方がいい」フェルナンド・アロンソは、2019年と2020年に休暇を楽しんだと語り、イモラ・サーキットで開催されるF1エミリア・ロマーニャGPと最終戦F1アブダビGPに帯同する予定だと語った。「バッテリーを充電して、復帰する準備はできている」フェルナンド・アロンソは語る。「ルノーと一緒にイモラに行く予定だった。僕が愛するサーキットとイタリアのエリアだいね。もちろん、とても良い思い出がある」「最後戦のアブダビにも行く予定だ、12月はいつも天気がいいしね」写真でのフェルナンド・アロンソは、自身のブランドであるKIMOAのロゴが入ったルノーF1チームのキャップも披露。来年からチームはアルピーヌF1にリブランドするため、イエローとブラックのこのキャップはその2戦だけで目にできるレアアイテムとなる。グループ・ルノーを率いるルカ・デメオは、フェルナンド・アロンソがアルピーヌF1として象徴的なフランスカラーのマシンでF1に復帰することに“非常に意欲的”だと語っている。「リニューアルには新しいアイデアが必要だった。我々は結果を出す必要があり、世界的に有名なドライバーを採用した」とルカ・デメオは2021年に同チームからF1復帰するフェルナンド・アロンソに言及した。「彼だけでもブランドだ。フェルナンドと話をしたし、彼は非常に意欲的だ。私と同じようにね。私も自分のキャリアを始めたルノーに戻ってきた」