フェルナンド・アロンソは、ピエール・ガスリーと交代でレッドブル・ホンダに乗るというオファーを拒否したとスペインの Mundo Deportivo が報じている。昨年限りでF1から引退したフェルナンド・アロンソは、世界3大レースでの“3冠”達成をキャリアの目標に掲げており、すでにF1モナコGPとル・マン24時間レースを制覇。残りはインディ500となっているが今後のプランについては白紙となっている。
フェルナンド・アロンソとレッドブルは過去に2007年、2011年、2013年、そして、2018年には2度も交渉を行っているが、実現はしなかった。同誌によると、レッドブルは、先月のF1イギリスGP近辺ですでにピエール・ガスリーを外すためのオプションを検討しており、フェルナンド・アロンソにオファーを出したが、アロンソ側がマックス・フェルスタッペンのチームメイトとしてシーズン途中から参戦することを拒否したという。当時、レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、フェルナンド・アロンソのレッドブル・ホンダへの加入はシンプルに“ホンダにとって完全に出入り禁止”のためにありえないと語っていた。最終的にレッドブルは今週12日(月)にF1ベルギーGPからピエール・ガスリーをトロロッソ・ホンダに降格させ、アレクサンダー・アルボンをマックス・フェルスタッペンのチームメイトとして起用することを発表している。