元F1ワールドチャンピンのフェルナンド・アロンソは、今シーズンにカルロス・サインツがマクラーレンでレースに勝てるようにならない限りはF1復帰について考えることはないだろうと冗談交じりに語った。昨シーズン限りでF1を離れたフェルナンド・アロンソだが、F1復帰の可能性を除外しておらず、先週のF1バーレーンテストではピレリのタイヤテストではあるものの、マクラーレンの2019年F1マシン『MCL34』で初走行を行った。
フェルナンド・アロンソは、過去4年間マクラーレンで過ごしたが、ホンダ、そして、ルノーのF1エンジンを搭載したマシンは勝利を争える競争力を持つことはなかった。現在、フェルナンド・アロンソはトヨタからFIA 世界耐久選手権(WEC)に参戦しており、今年5月には世界3大レースでの“3冠”達成を目指してインディ500に再挑戦する。今はスパ(6時間レース)、インディアナポリス(インディ500)、そして、ル・マン(24時間レース)に焦点を当てている」とフェルナンド・アロンソは Speedweek にコメント。「来年、今年ほど多くのことをするつもりはない。成功する能力が減ってしまうからね」マクラーレンでのF1復帰の可能性について質問されたフェルナンド・アロンソは「カルロス(サインツ)が今シーズン終了までに2~3勝できれば、考えを変えるかもしれないね」と笑顔で語った。