フェルナンド・アロンソは、2019年のF1世界選手権に参戦しないという決断を促したのは、最近のマクラーレンで結果が出ていないからではなく、F1でコース上のアクションが不足していたからだと語った。今週14日(火)、フェルナンド・アロンソは今シーズン限りで一旦F1キャリアにピリオドを打つことを発表。2019年は世界3大レースでの“3冠”を達成するためにインディカーへの転向が噂されている。
その一方で、今後マクラーレンが競争力を取り戻せば、将来的にF1に復帰する可能性もあることをほのめかしており、F1を離れるのは20155年にマクラーレン・ホンダに加入して以降、表彰台すら獲得できない状況に嫌気がさしたからだと考えられている。今年、トヨタからFIA 世界耐久選手権に参戦するフェルナンド・アロンソは、今週末のシルバーストン6時間レースに先駆け、F1でコース上のアクションが減ってきていることが他のシリーズでレースをすることを促したと説明した。「僕には今、F1が提供するよりも他により大きなチャレンジがある」とフェルナンド・アロンソはコメント。「もちろん、僕の人生の17~18年間楽しんできたスポーツ、シリーズなので日所湯にポジティブなことはたくさんある。僕は2001年にスタートしたときに夢見ていたよりもはるかに多くのことを達成できたと思う。現状、コース上のアクションは僕がF1に加わったときに夢見ていたもの、異なるシリーズにいたときや他のときに経験したコース上のアクションではなくなっている」「僕の発表のほとんどは、ここ数年の悲しみや悲しい瞬間、あるいは、結果の出ないことへのフラストレーションだと捉えられてしまった。僕は18年間F1でレースをしてきたし、2度のタイトルを獲得した。だから、人生の16年間でフラストレーションを感じていたのは間違いない。でも、そうではないんだ」「コース上のアクションがとても乏しくなっているから止めることにしたというのが僕の意見だ。実際、僕たちがF1についてより多く話しているのはコース外でのことだ。僕たちは政治について話しているし、無線メッセージなどについて話している」「僕たちはそのようなことについて何度も話をしているときは悪い兆候だ。その週末のコース上のアクションがとてもぱっとしないものだったというものだからね。それが僕が今のF1に感じていることだし、他のシリーズはもっと良いアクション、もっと多くの楽しさを提供してくれると思っている。もっと幸せを感じられると思っている」フェルナンド・アロンソは、マクラーレンのコース上でのパフォーマンス不足も決定において役割を果たしたことを認めるつつも、F1が予測できるものになってしまったことに不満を繰り返すまでは、フィールドで一貫して上位を争うことができなかったとしても、より楽しさを感じていたと語る。「2003年、2004年、2008年、2009年、2011年に僕はその1年間でレースに勝てなかったけど、スパやモンツァで何が起こるかを予測するのは難しかった」とフェルナンド・アロンソはコメント。「今、僕たちはスパやモンツァで何が起こるかを語ることができる。1~2個のミスはあるかもしれないけど、上位15位は予測することができる。すべてがこのように予測しやすくなっているのは厳しいことだ。僕たちはバルセロナに行き、冬季テストの初日にテストして、11月のアブダビまでどんな感じになるかわかってしまう」「それはタフなことだ。18年間F1を戦って、自分が埋め見ていたものよりも多くのことを達成してきたので、僕にとってはあまり問題ではない。でも、若いドライバーや異なるドライバーにとってはタフだ。彼らは来シーズンにチームが信じられないくらいのステップを果たすか、1~2チームから声がかかることを期待するしかないからね。野心的なドライバーにとっては厳しくなっている」「そのような野心的なドライバーにとって、状況が変わらなければ将来は厳しいものになるだろう」
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