フェルナンド・アロンソは、“F1への手紙”というカタチで17年間にわたるF1キャリアを振り返るムービーを公開した。2度のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソは、マクラーレンのプレスリリースで2019年のF1世界選手権には参戦しないことを発表。引退という表現は使わなかったものの、17年間にわたるF1キャリアにピリオドを打つことを明らかにした。
フェルナンド・アロンソは「新しいエキサイティングなチャレンジはもうすぐそこまで来ている」と語り、噂される来シーズンのインディカー転向を強く示唆した。フェルナンド・アロンソは公式リリースとは別に、ソーシャルメディアで英語とスペイン語で自身のトリビュートビデオを発表。故郷スペイン・オヴィエドにある博物館内の映像とピアノの曲に乗せて、“Dear F1”と題して、F1への思いを伝えた。語り部が語るメッセージのなかで、フェルナンド・アロンソは、F1を“あなた”に置き換え、キャリアにおけるポジティブとネガティブな経験、そして、レースが彼の人生にどれくらい重要な役割を果たしたかを伝えた。「あなたは僕に期待などしていなかったと思うし、僕もあなたのことを知りたいとは思っていたのかどうかはわからない」「歩き方もほとんどわからないとき、僕はあなたのことを何も知らないまま、あなたのノイズ、あなたのサーキットにむかって走っていた」「とても楽しいとき、忘れられないときもあれば、本当に悪いときも経験した。僕たちは素晴らしいライバルと戦い、あなたは僕と一緒に遊び、僕もあなたとの遊び方を学んだ。僕はあなたが変化していくのを見てきた。良いときもあれば、僕の意見では悪いときもあった」「ヘルメットのバイザーを閉じるたびに僕はあなたのエネルギーに暖かく包まれているように感じている。それに代わるようなものはない」「でも、今では僕にはあなたが僕に提供できるよりも大きなチャレンジができた。あなたを忘れたくないし、今年の残りもベストを尽くして走る」「あなたには感謝しかない。これほど多くの文化、伝統、言語、素晴らしい人々を与え、そして、僕の人生を導いてくれた。あなたが僕を愛してくれていることはわかっているし、僕もあなたを愛している」Dear F1 ..... pic.twitter.com/G9ZzdMwgMn— Fernando Alonso (@alo_oficial) 2018年8月14日
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