フェルナンド・アロンソは、F1フランスGPの決勝レースを16位完走扱いという結果で終え、今回のレースでのパフォーマンスが“今季のマクラーレンの最悪”であることを願うと嘆いた。予選でフェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンは、ザウバーの2台に上回れるパフォーマンスで2台揃ってQ1で敗退。決勝ではバンドーンが12位、アロンソは最終版にリタイアを選択して16位完走扱いでレースを終えた。
フェルナンド・アロンソは、オープニングラップでセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)と絡んでスピン。レース中はブレーキのオーバーヒートに苦しみ、最後はサスペンション故障でリタイア。3戦連続でレースを終えた。「ずっと後方でのレースだったし、スタートから僕たちの前で起きた多くの事故を避けなければならなかった」とフェルナンド・アロンソはコメント。「僕たちはサーキットに留まったなかで最下位だった。僕たちのレースではなかった」「最後はサスペンションの問題に見舞われてチェッカーフラッグを見ることさえできなかったし、競争力のない週末だった」「チームは無線で興奮しすぎていたと思う。5番手や6番手のドライバーとのギャップを教えてくれていたけど、僕はセーフティカー後に最後尾だったし、ブレーキーのオーバーヒートの問題を抱えていた」「ディフェンシブなレースだったし、フラストレーションもなかった。でも、2台揃ってQ1敗退を喫した予選から競争力がないことはわかっていたし、2台ともポイント圏外だった」「僕たちはオーストリアとシルバーストンでレベルを上げる必要がある。僕たちは解決策を見つける必要がある」オーストリアでパフォーマンスを好転させられる自信はあるかと質問されたフェルナンド・アロンソは「自信はある」とコメント。「今回はここまでのシーズンっで最悪のパフォーマンスだった。これが一回限りで、正常なことではないことを本気で願っている」「僕たちには5日でこれを忘れられるチャンスがある。オーストラリア、そして、特にシルバーストンが僕たちにもっと適したサーキットであることを本当に願っている」関連:F1フランスGP 決勝:ルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウィンで圧勝