マクラーレンのフェルナンド・アロンソは、F1バーレーンGPでチームはダブル入賞を果たしたはしたものの、マクラーレンはまた特に予選でのペースを改善する必要があると語った。今年からルノーのF1エンジンを搭載するマクラーレンだが、F1バーレーンGPの予選でもフェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンはQ2で敗退。
一方、以前のエンジンパートナーであるホンダのF1パワーユニットを搭載するトロロッソはピエール・ガスリーがQ3に進出して6番手。中団のライバルであるハースとルノーにも先行を許した。決勝ではフェルナンド・アロンソが7位、ストフェル・バンドーンが8位に入ったことで、マクラーレンはコンストラクターズ選手権3位に浮上。マクラーレンが2戦連続でダブル入賞を果たしたのは2014年以来となる。だが、レースではレッドブルの2台、そして、フェラーリのキミ・ライコネンがリタイアしており、フェルナンド・アロンソはマクラーレンには改善が必要だと語る。レース後、フェルナンド・アロンソは「オープニングラップで予選が確定したんだよね?」と冗談を交えてコメント。「ミラーを見たら、ハミルトンが背後にいるのが見えて、『自分がどのポジションにいるのかわからないけど、ハミルトンが後ろにいるならそれほど悪くはないはずだ』と思ったよ」「僕たちはまだレースで(ニコ)ヒュルケンベルグやハースを攻撃するにはちょっとペースが足りなかった。かなり難しい週末だったけど、2台がポイントを獲得したことで最後の瞬間で救われた感じだ。チームにとって良いポイントではあるけど、今日は少し偶然が重なった結果だし、僕たちは改善する必要がある」それでも、今回の結果でドライバーズ選手権4位に浮上したフェルナド・アロンソは、スピードが欠けているにも関わらず、メルボルンとオーストラリアで結果を最大限に生かせたことは嬉しいことだと述べた。「チームは戦略面、ピットストップ、信頼性で良い仕事をしたし、僕たちは多くのポイントを獲得することができた。週末のスタートとペースを見れば、改善し、一歩前進しなければならないのは明らかだ。僕たちはまだ不十分だし、もっと頑張らなければならない」「でも、僕たちは日曜日に結果を出している。オーストラリアでは5位、ここでは7位に入り、16ポイントを獲得したのは良いことだ。最も重要なのはグリッドポジションではなく、レースペース、スタート、タイヤマネジメント、燃費など多くの要因があるし、僕たちは予選スピードよりもうまく対処している」「でも、僕たちは予選で遅すぎるし、そこを改善させなければならない。後ろからスタートすることで、レースリザルトが妥協を強いられているからね」
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